台湾を見習え。日本人の英会話下手はビジネスで馬鹿にされ続ける

 

私の目に止まった記事2

台湾の超天才「唐鳳」が語るデジタル教育の本懐

台湾で「デジタル大臣」を務める唐鳳(とう・ほう、Audrey Tang)氏のインタビュー記事です。色々と良いことが書いてあるので、全文を読んでもらうのが一番ですが、こんな人が大臣になれる国は本当に素晴らしいと思います。

特に気に入った部分は、以下の部分です。

というのも、一人ひとりが生涯学習の習慣を維持する必要があります。そして、その動機が自分の心の中から発せられたものであれば、学習に対する情熱を一生涯、持ち続けることができるからです。そのような動機が、単に他人との比較やよそから植え付けられたものであったとすれば、学校教育から離れてしまった途端、「学習しよう」という動機が弱くなってしまうでしょう。生涯学習はやはり、最も大事だと考えます。

私はとてもラッキーなことに「学習に対する情熱」を学生時代に得ることが出来ましたが、そんな情熱を持っている人と持っていない人の人生には大きな違いがあると思います。

SDGsに関する彼のコメントも、何気ない言葉の中に重要なメッセージが込められています。

目標はこう達成すべし、と指定されていたら、それはもはや目標ではありませんよね。決まった台本どおりに進めればよいだけです。小さい子どもを見ていてもそうですね。ルールが厳密に決められているボードゲームには興味がなく、砂や粘土のように「こう使う」と決められていないもののほうが最大限の創造力を発揮できます。SDGsもこれと同じようなことです。

SDGsの重要性を理解出来ない大人が多いのは、彼らが学生時代に「答えが一つに決まっている問題」ばかりを解く訓練をされて来たためだとつくづく思います。SDGsのように、漠然とした方向性しか定めていないものは、自由度が大きすぎて理解出来ないのだと思います。

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