周さんは自身のTwitterアカウントで6月30日、日本語で現時点では最後の投稿を残している。そこには、こう記されていた。
私、周庭は、本日をもって、政治団体デモシストから脱退致します。これは重く、しかし、もう避けることができない決定です。
絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、私たちはもっと強く生きなければなりません。
生きてさえいれば、希望があります。
周庭
2020年6月30日 pic.twitter.com/zEk2NwgU24— Agnes Chow 周庭 (@chowtingagnes) June 30, 2020
「生きてさえいれば、希望があります。」
この周さんの言葉は、中国と長年「一国二制度」という矛盾だらけの体制で不和が生じていた香港、そして台湾の人々の心に重く響いたことだろう。そして、中国に経済の面で尻尾をつかまれている日本にとっても「対岸の火事」では済まされない問題であることは間違いない。
image by: 周庭さんTwitter
周さんの量刑が言い渡されるまで、あと4ヶ月足らず。この間、私たち日本人には何ができるだろうか。
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
source: 時事通信
image by: Honcques Laus / CC0
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