家じゃない。東大医学部卒の精神科医がオススメする意外な勉強場所

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3月も後半に差し掛かり、あと10日ほどでスタートする新年度。受験生にとっては厳しい日々の始まりでもあるわけですが、合格に近づける秘策があるのなら知っておきたいものですよね。そんな方々のために、今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では東大医学部出身で現役精神科医のゆうきゆうさんが、勉強に集中できる「環境」をレクチャー。ゆうきさんがおすすめする場所は、実に意外な空間でした。

東大医学部に合格する!勉強場所「3つの法則」

こんにちは、ゆうきゆうです。

今回は勉強や仕事に集中できる「環境」についてお話します。

皆さんは、どんな環境なら一番集中できると思いますか?

いろんな意見があるとは思いますが、心理学的に言えることとしては、人間は人目がない場所だとサボってしまうことが多いです。

反対に人目がある場所では、人間は「理想的な振る舞いをしなければいけない」といい意味で心や体が引き締まります。

ですので、家で一人で勉強していると、なかなか集中できない・だらだらしてしまう方には外で勉強することをおすすめします。

「外で勉強する」こと

外と言っても、様々な環境がありますね。カフェ、公園、図書館…。

まず一つ目として自分がおすすめするのは「ネットカフェ」ですね。その理由としては、時間制でお金がかかるところにあります。

あまりダラダラいてはいけないという気持ちになるため、決めた時間に集中できるのです。

しかしながら、同時に懸念点もあります。漫画や飲み物もすぐそばに置いてありますので、「誘惑」もたくさんあるのです。恐ろしい。

人間というのは、目の前に誘惑があれば、その対象に対して強く惹かれてしまったり、つい手を出してしまいます。飲み物が飲み放題というと一見良い感じがしますが、しょっちゅう飲みに行ってしまう人も多いでしょう。

ここで飲み物を手に取ったり席を立ってしまうことで、一度集中が途切れます。一瞬でも途切れると、集中はなかなか回復しません。

そのため、飲み物をとって戻ってくると、エンジンがかかりにくくなっていることも多々あるのです。メリットもあるのですが、ネットカフェの恵まれた環境がかえって集中を落としてしまう可能性もあるので、要注意です。

図書館で勉強するマイナスポイント

続いて、図書館についてもお話ししましょう。その静かさなどからもよく勉強場所として選ばれている図書館ですが、マイナスポイントもいくつかあるように思います。

特にお伝えしたいのは「人の目」です。図書館ではみんなそれぞれの本や作業に集中しているため、なかなか人の目を感じにくいと言えます。すると始めにお話したように、サボることにつながってしまう恐れがあります。

ネットカフェも図書館も人によるとは思いますが、あまり合わないという人も多いと考えられます。

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