人生を変えたければ朝の時間を有効活用すること
岡崎:とはいっても、強制的に時間を取ろうと思ってもいろんな事情があるじゃないですか。その場合は、スケジュール入れてから他の予定を入れていくのか、それとも何かを止めてそこに新しいスケジュールを入れるのか。和男さんはどちらでやられますか?
石川:僕の場合は、先に自分がやろうと思ったスケジュールを入れちゃいます。それを入れておかないと、遊びに行こう、飲みに行こう、セミナーに行こうとなってしまうので、そこは自分との約束としてスケジュールを入れます。
もう一つは、誰にも邪魔されない時間は朝です。執筆とかがあるときは、5時に起きて出社準備をする8時までの3時間は執筆に使うという生活をしています。
朝の時間と言うのは本当に大事で、その時間に緊急じゃないけど重要なことをやり続けると人生が変わります。
岡崎:石川さんの新刊は、『会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになる』じゃないですか。ある日突然会社がなくなると言うのは、今の時代10分考えられるんですが、そういう人にとっても要は朝時間の活用と言うのは重要ですよね。
石川:そうですね。大体ビジネスパーソンの方忙しいと思います。例えば夜勉強しようかなと思っても飲みに誘われる、上司から仕事を振られて残業しなきゃいけない。また、メンタルがやられてしまっているなどで疲れてしまってできないことってありますよね。
これに対して朝の時間はメールが来るわけでもないし電話がかかってくる、上司や部下に何か聞かれて仕事の手を食べなければいけないと言うこともありません。朝の時間こそ自分を変えるための時間、資格を取るなど、将来やりたいことのために今やるべきことをやる時間なのです。そしてそれこそ自分を高みに連れて行ってくれることのために使うためで使うべきです。
企業の平均寿命は23年。現在の人気企業も20年後はわからない
岡崎:書籍についてもう少し聞いておきたいのですが、『今日会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになる。会社に頼らない生き方を身につけよう』ということなんですが、この書籍はどういう背景で書こうと思ったんですか。
石川:会社の平均寿命と言うのは現在23年なんですね。人の人生は80年とした場合、40年から60年は働くじゃないですか。その場合、平均2、3回は転職をしなければいけないことになります。どれだけ愛社精神があっても、会社が倒産したら、会社を辞めて独立する、または転職をすることになります。
そしてこのAI時代でいろんな仕事がなくなってくると言われる不安要素がある中で、この方読んでいただいてコンテンツを自制していただく事で、少しでも気分を楽にしていただきたいなと思います。
岡崎:企業の平均寿命が23年ということに、危機感を覚えたほうがいいですよね。明日は我が身じゃないけど、自分に降りかかってくる可能性は十分ありますよね
石川:ありますね。新卒で入って23年と言ったら、40代半ば。転職するにはギリギリの年齢だといえます。他にも、その業界が常にトップであるとは限りません。例えば僕の場合は、はじめに就職したのは証券会社だったんですが、いつまでも証券会社が良かったかと言えばそんなことはまったくありませんでした。自分で選んだ会社がその当時は1番流行っていたとしても、20年後にそれその場内を維持できるかと言ったらそうとも限りませんよね。
(メルマガ『岡崎かつひろの『好きを仕事にするための本当の考え方』』より一部抜粋、続きはメルマガにご登録の上、お楽しみください。初月無料です)
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