【受験生と食】野菜ソムリエ&医師が実践!合格するための食生活のレシピ

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受験に効くお弁当とは?

昼食:お弁当の場合。野菜をいかにお弁当に入れるか、となると温野菜サラダやピクルス、根菜類の煮物やキンピラなど。揚げ物をいかに控えるか(酸化した油の摂取を控える)、特に電子レンジ・チンの冷凍揚げ物は要注意なんですよ。せっかく魚のω-3で脂質バランスを整えても、脂肪酸の質を低下させてはいけません。

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塾がある場合の食事。2回に分けて食べたほうが良いでしょう。夕方、果物(かんきつ類がおすすめ)と牛乳やココアで空腹感を一旦鎮め、塾にでかけて、帰宅後主菜(おかず)と副菜(野菜メニュー)で済ませる。

体温(熱産生)
血糖値の変化
胃内停滞時間
排便管理

これらのポイントは野菜料理をいかに食事に盛り込むか、ということになります。特に葉野菜。量を食べさせるためには加熱調理が必要ですから、野菜スープ・みそ汁、ミネストローネ、おでん・ポトフ、おひたし・・・ともかくお母さんが丁寧に料理するかにかかっています。生野菜サラダはお料理が楽ですが、香辛野菜をうまく盛り込まないと体を冷やしてしまいます。

運動部にいた子は注意したい食事

運動部だった子供は、受験モードに入ったら炭水化物の量に注意。勉強は筋肉をさほど使いませんので、運動していた時と同じ量の炭水化物を摂取すると体重増加しがちです。間食に注意ですね。

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同じパンでもこういった菓子パンは糖質(炭水化物)が多いのです。

受験期のポイントは野菜にかかわる食費はケチらない。美味しい野菜を選べばきっと食べてくれると思いますよ。

ともかくバナナと菓子パンと牛乳、では受験は制しません。運よく受験は乗り切っても、何度かやってくる人生のハードルには連続して超えることは出来ないでしょう。

それからペットボトル飲料。選ぶ銘柄によっては虫歯になります。それに工業的に作られたブドウ糖は血糖値の上昇が早すぎるし、一方、人工甘味料は満腹中枢に信号を送りません。

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