精神科医が解説。なぜ「座りっぱなし」だと心も体も疲れていくのか?

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脳と心のために体を動かせ!

アメリカの軍人で数々の名言を残したジョージ・パットン将軍は

「いつまで座ってるんだ。20分座っていると脳の働きが止まってしまう。脳の為に体を動かせ。」

という言葉を残しています。

先に述べたように、座っていることというのは作業的には良いのかもしれません。

しかし、ずっと座っていると、本当に脳も体も動きが鈍ってしまうのです。

20分というのはさすがに短いにしても、1時間に1回ぐらいはちょっと体を動かすのがオススメです。

例えば「カフェでずっと座ったまま仕事する方が集中できる」という人も、1時間に1回ぐらいは最低限トイレに立つ、ストレッチなどで軽く体を動かす、というのを試してみてください。

またこれは単に作業をする以外にも、ビジネスや恋愛に関する場面でも言えます。

たとえばミーティングでもデートでも、同じ場所でずっと座って話していると、自分も相手も脳と体が疲れてきます。

そして疲れにより気持ちも落ちて、会話も雰囲気も微妙になってしまうということが起こりかねません。

こんな事態を避けるためにも、1時間ぐらいでちょっと場所を変えてみる、歩いてみるなどといった「動き」を適宜入れてみましょう。

するとお互い集中力を高く保つことができ、生産的なミーティングやデートの気持ちの盛り上がりを保つことを可能にします。

いずれにしても、座るというのは本来的にはあんまり自然ではないということを覚えておきましょう。

そしてなるべく、1時間に1回ぐらいはトイレに立つ、体を起こすというように「動く」ということを心がけてみてくださいね。

というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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