日本時間19日、エンゼルスの大谷翔平(28)が敵地・ヤンキース戦に先発出場し、4号ツーランを放った。活躍もさることながら、試合後の大谷の発言が話題を呼んでいる。それは、ある記者の「ニューヨークのお気に入りの場所は?」という質問。これに対して大谷は「街へ一回も出たことがないから分からない」と返答したのだ。ヤンキースの本拠地・ニューヨークは流行の先端を行く街であり、世界最大級の都市である。成人男性にとって誘惑だらけな土地のはずだが、そんなものは野球小僧・大谷翔平の眼中には入らないようだ。だが「本当にそれでいいのか?」と、凡人だらけのまぐまぐ編集部一同は感じてしまった。
来年ニューヨークに住む「可能性」のあるショーヘイのために…
実はヤンキースは、かねてより「大谷の獲得を狙っている」と言われている。昨季、ア・リーグ新記録となる本塁打62本を放ちMVPに輝いた同チームの主砲・アーロン・ジャッジ(30)がいるチームに加入すればファンは狂喜するはず。
エンゼルスと契約延長をしない場合、今オフにフリーエージェントとなる大谷。つまり、来季はニューヨークにいる可能性がゼロではないのだ。
そこで今回は、早ければ来年、ニューヨークを居住地にするかもしれない大谷の予習のために、同地で絶対に行くべきおすすめスポットを紹介したい。
もし、幸運にもこの記事を大谷本人が読むことになったとしたら、ぜひ参考にしていただきたいと思う。
※なお、ここからは、ニューヨークスタイルを出すために「ショーヘイ」と呼ばせてもらうことにする。
1.タイムズスクエア

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永遠の野球小僧・ショーヘイは「タイムズスクエア」を知っているだろうか? 名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。ショーヘイがニューヨークの街に繰り出す際は、まずはこのタイムズスクエアに行ってほしい。
ここは、言わずと知れた世界の交差点。ショーヘイはほとんど観ないだろうが、テレビドラマや映画でも度々登場している、ニューヨーク観光に来る日本人のほとんど(もしかすると全員)が行くであろうスポットなのだ。
投打二刀流と、これまでの常識を覆してきたショーヘイだが、せめて観光くらいは「普通」を追い求めても良いのではないだろうか?
ネオン輝く夜のタイムズスクエアに、身長193cm、推定8頭身のショーヘイが颯爽と現れたら、ジョブチェンジを決意するファッションモデルも出てくるはずだ。
2.セントラルパーク

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ただでさえ過酷なアスリートという職業だが、打つのも投げるのもやっているショーヘイは、簡単に考えると普通の選手の倍は疲れていることになる。どう考えても息抜きが必要だ。
そこで紹介したいのが巨大な公園「セントラルパーク」である。ショーヘイは知っているだろうか?
超大都会ニューヨークにもかかわらず自然を楽しめるこの場所は、日本で例えるなら「めちゃくちゃデカい代々木公園」というような場所で、都会にあるくせに都会を忘れることができる貴重なエリアなのだ。
そして、同パークにある芝生広場「シープメドウ」にぜひ行ってほしい。夏はやや日差しがきついが、紫外線対策バッチリなショーヘイなら心配はいらない。
お気に入りと言われているスタバの「アイスソイラテにエスプレッソショットを追加」を片手に、芝生で佇む姿はきっと絵になるだろう。
3.自由の女神

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最後に紹介したいのは、世界遺産でありアメリカの自由と民主主義の象徴「自由の女神」だ。野球にしか関心がないショーヘイも、きっと名前くらいは知っていると思う。
最後に「なぜ最もベタなスポットを?」の答えは一つ。
「本物には本物を見てほしい」からである。
日本のラ〇ホテルの上にあるやつや、お台場フジテレビ前の偽・自由の女神の前で写真を撮って満足するのは我々のような凡人だけでいい。
世界が誇るスーパースター・ショーヘイオオタニには、やはり本物しか似合わない。ぜひ、高さ93メートルのスケールを味わい、アメリカのデカさを感じてほしい。
そして「オレ、こんなデカい国でも一番注目されてるんだなぁ」という事実を認識してくれたら嬉しい限りだ。
ショーヘイよ、ニューヨークに行きたいかー!?
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