自民ベッタリ“肩書”大好き。解体すべき労働者の敵「連合」と芳野友子会長の怪しい正体

 

「連合」の芳野友子会長による奇異な言行が、ナショナルセンターの信用失墜を招いている!

芳野連合会長の奇異な言行は、その後も収まりません。

2022年2月には、国民民主党の玉木代表との会見終了後、「連合は、政府の予算案に反対ではない」と仰天発言をします。

修正が成されなければ、連合は予算案に絶対反対の立場にも関わらず、こうした意味不明の発言を平気でしています。

同月に芳野氏は、夏の参院選をめぐり、立憲民主党や国民民主党への支援を明示しない基本方針まで発表します。

一方で、その直後、「女性同士での懇談」をしたいとの自民党・組織運動本部長の小渕優子氏に誘われた芳野氏は、都内の日本料理店で小渕氏らと会食しています。

また、同3月には芳野氏自身が日本酒好きと聞き及んだ自民党副総裁の麻生太郎氏に誘われて、都内のホテルで会食までしています。

そして4月には、自民党の「人生100年時代戦略本部」の本部長・上川陽子氏からの誘いをうけて、同会合に出席し、のちに「問題認識は自民党とほぼ一緒だと思う」などと、完全に自民党になびいた発言までしています。何なのでしょう、この方は…。

さらに、同4月には、岸田政権の「新しい資本主義実現会議『論点案』に対する意見」という文書において、マイナンバーカード普及推進の立場から「今まで以上に国民の不安払しょくに取り組むべきだ」などと通りいっぺんの方向性を述べています。

健康保険証の強制紐づけ問題や、プライバシー漏洩の問題はどうなんだ―─と突っ込みを入れたいところでしょう。

同9月には、「安倍晋三氏の国葬に出席する」──と発言して物議をかもすものの、「労働側代表としての責任をどう果たすべきか。出席せざるを得ないと判断した」と述べています。

安倍氏の国葬に出席するのが、労働側代表の責任とどう結びつくのか不可解な発言でした。

そして、国葬出席で批判を受けたのちには、国葬について、こう顧みて発言します。

「国会の関与をおろそかにし、(自民党岸田内閣が)閣議決定だけで進めようとし、議会制民主主義や立憲主義を軽視した、1強政治のおごりといわざるを得ない」などと吠えたのでした。

自分の国葬出席を棚に上げて政府を強く批判したのですから、世間をのけぞらせました。

ネットには「じゃあ、アンタは何で国葬に参列したんだよ」──などという声があふれたのは言うまでもないことでした。

同11月には、消費税導入容認の立場から、2023年10月から導入のインボイス制度について、「着実に導入すべきだ」と公然とのたまいました。

この方は消費税の逆進性などの弊害をどこまで理解しているのでしょうか。

とまれ、あちこちで、「なんじゃこりゃ」──という、わけのわからない発言をバラ撒いてきたのです。

日経新聞のインタビューでは当事者意識を欠いた「まるで評論家」のような発言だらけ!

2023年11月19日付の日本経済新聞の単独インタビューでは、労組の中央組織代表とは思えない、まるで評論家のような、主体性のない、さらなる迷言を繰り広げています。

若者の労組への関心不足については、「連合は若い人と女性の人気がない。労組の意義や日々の活動が彼らの目に留まっていない。20代女性は連合のジェンダー平等への取り組みへの関心が高く、私はまだ希望を持っている」と答えます。

はあ?―─と思わせられます。そんな20代女性がいったいどこに?……なのです。

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