きんようメルマガ

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まず最初に、『週刊金曜日』がどのようなメディアであるかを教えてください。

『週刊金曜日』は、スポンサーから自立した、自由で信頼できるメディアをめざし1993年に創刊しました。スポンサーや権力に対するタブーの多いマスコミはワイドショー化して大切なことを報道せず、ネットは真偽不明・玉石混交の情報が行き交う時代です。広告に依存しない『週刊金曜日』は、定期購読者に支えられながら、「真実」を報道します。

編集委員は現在、雨宮処凛、石坂啓、宇都宮健児、落合恵子、佐高信、田中優子、中島岳志、本多勝一の8人です。編集の基本的な理念は、編集委員と編集部の話し合いによって決められます。

『週刊金曜日』の誌名は、
(1)反ファシズムのフランス人民戦線が刊行した『Vendredi(ヴァンドルディ=金曜日)』
(2)それに刺激され、治安維持法制下の京都で発刊されるも弾圧により途絶した『土曜日』
(3)戦後日本の民主主義を支え、34年を積み重ねた『朝日ジャーナル』
それらの志を継承し、さらに発展させるものとして、創刊時からの編集委員であった故・久野収(哲学者)が『週刊金曜日』と命名しました。

http://www.kinyobi.co.jp/consider/about/about_yurai.php

「市民運動」の支援も行っているとお聞きしますが、これまでどのような支援をなさってこられたのですか?

『週刊金曜日』の基本的な編集方針(護憲・人権・反戦・市民主義・自治の尊重・原発反対など)と一致する市民団体から要請があれば支援を検討しています。市民団体が主催する講演会、シンポジウム、映画会などへの本誌上での宣伝・告知などが中心です。『週刊金曜日』公式ホームページにも支援について詳しく紹介しています。

http://www.kinyobi.co.jp/faq/faq_kaito.php?qno=oth6

原発報道や尖閣問題などに真正面から取り組んでいますが、これまでに“圧力”を受けたことなどはありますか?

「原発報道」「尖閣問題」で圧力を受けたことはありません。ただ、世界有数の広告代理店である「電通」の大型連載を始めたときは、電通の子会社から「本誌の広告料」をたずねる電話がありました。「『週刊金曜日』は広告収入に依存しないため、広告引き上げなどの圧力が不可能であること」を理解したためか、その後の連絡はありませんでしたが。

伊田浩之さん

ずばり聞きます。今いちばん“憂いていること”を教えてください。そしてその理由もお聞かせください。

社会から「多様性」や「寛容性」が失われつつあることです。創刊当初からの編集委員であった故・筑紫哲也(ジャーナリスト)は、創刊準備号である『月刊金曜日』(1993年10月22日号)で次のように訴えています。

〈一方的正義や真理などこの世に滅多にないことを思い知っていいはずのこの世紀末に、左右(なんてあるのか!)を問わず、「われに正義あり」の一元論が支配的なことにうんざりさせられる。そのくせ、論争は下手だ。もっと論を。もっと論争を!〉

『週刊金曜日』創刊時より、状況はより悪くなっています。

すっかり元気をなくしてしまった日本ですが、何が原因でこうなってしまったのでしょうか。また、どうすれば元気になれるのでしょうか。

カネがすべて、カネをもうけるためにはなにをしても良い、という「新自由主義」が蔓延したのが原因です。「幸せ」のかたちは人それぞれで、さまざまなはずなのに、価値観が一元化してしまいました。先の回答にもありますが、その結果、多様性や寛容性が失われていきました。

元気になる“特効薬”などありません。そのような“劇薬”を他者に求めること自体が誤りです。一人ひとりがどうすればよいか、みずからの頭で考え、行動することが重要です。その役に立つ記事を『週刊金曜日』は発信していきたいと考えています。

貴誌を編集するに当たって、気をつけていることなどありましたら教えてください。

故・筑紫哲也編集委員は、先ほども紹介した『月刊金曜日』(1993年10月22日号)で次のような雑誌を作りたい、読みたいと書きました。この思いは編集部に引き継がれています。
1、最初に「志」ありき
1、プロフェッショナルであること
1、おもしろいこと
1、多事争論の場であること
1、クリティークよ出でよ

では、メルマガを出そうと思ったきっかけについて教えてください。

スマートフォンやタブレット端末の進化・普及によって、さまざまな人に本誌記事を届けられる可能性がふくらんできたことです。

どんなメルマガにしたいですか?

正しい行動をとるためには正確な情報が必要です。おもしろくてためになるメルマガを目指します。テレビや新聞、他の雑誌ではなかなか読めない情報をお届けします。

どんな人に読んでほしいですか?

テレビや新聞などのマスコミ報道や、一部週刊誌の興味本位・人権無視の報道に疑問を持っている方に読んでいただければ幸いです。たとえば、原発や放射能の危険性について、3・11直後から『週刊金曜日』が伝えてきた事実は高い評価を受けています。

最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

読者との交流を重視します。メルマガ読者からのご意見を『週刊金曜日』本誌づくりにも生かしたいと思います。

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週刊金曜日プロフィール

雨宮処凛、石坂啓、宇都宮健児、落合恵子、佐高信、田中優子、中島岳志、本多勝一の各氏が編集委員を務める。1993年、「スポンサーや広告主に阿らずに市民の立場から主張できるジャーナリズム、権力を監視し物申せるジャーナリズム」を目指し創刊。

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