これでもいじめは隠蔽される。探偵が暴露した、学校のウソ報告書

 

事件詳細

平成27年11月10日、それまでもひどい被害を受け続けていた女児は、所用のため朝一番で登校した。校門前に到着したのは、午前7時ごろと推定されるが、この段階で児童は校舎に入ることができないため、女児は校門前で待つこととなった。

学校が事件初期に作成し保護者への説明に使った報告書によれば、 当日の午前7時5分 に副校長が校舎見回りの際に、この女児の上履きを手にとって異常がないことを確認していると報告している。

女児は午前7時36分から43分の間に正門から入り、O教諭とすれ違い、校庭を通って昇降口のある下駄箱から上履きを手にとった。この上履きは、太めのマジックで黒く汚されている状態であったため、女児は職員室へ上履きを持っていき「こうなっていました。」と副校長に報告した。

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この写真は、実物の写真である。

何度も被害を受け続けていた女児にとって、これは精神的に極めてキツイことであったし、いじめ被害を食い止められない学校も、この段階では教育委員会の指導主事がすでに入っているが、教育委員会にとっても衝撃的ないじめの発覚であったと言える。

7時50分に学校長が教育委員会指導課に通報、保護者には8時10分に電話で報告した。

その後、保護者は10時ごろに来校し、学校長から説明と謝罪を受けているが、その折、指導主事(教育委員会担当者)らが、副校長が女児の上履きを確認したとされる7時5分から女児が上履きの塗りつぶしを発見したとされるだいたい7時45分までの間に校舎内にいた教職員の聞き取りを進めていた。

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