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SNSでは目立ちたがらず、静かに勝ち続けるトレーダーが多い中、FX会社のセミナーやメディア協力も惜しまないのが、FX界の異端児・ためためさん。
通算利益は驚異の10億円超(取材時時点)。スキャルピングで本当に勝ち続ける「スキャ勢」「ガチ勢」の中においても一目置かれる存在です。
今回はお酒を交わしながら、彼の生々しい相場観と勝ち筋を深掘り。独特のリズムを持つ関西弁で語られた言葉を、できる限りそのままお届けします。
(『外国為替』vol.1より改変/インタビュー日:2022年7月5日)
ためため氏プロフィール
元パチプロという経歴を持つ億トレで、通算収益は10億円超え。高級住宅地にFX御殿を建てる。スキャ勢の主流派とは一線を画する、ロットを積んでいくスタイルを得意とする。多くのメディア、セミナーなどに出演。
「勝負どころ」はブレイク前
―ためためさんはご自身のトレードについて多くのメディアで発信しています。ブレイクアウト狙いが多い印象ですが、具体的にどのあたりで仕掛けてるんですか?
ブレイクアウトというか、ブレイク前からブレイクする瞬間にめっちゃ乗っかりますね。何でかいうたら、方向感が出るから、そこに枚数をぶち込めるってことです。
―教科書的にはブレイク後の流れを見てから乗ると思うんですが、タメタメさんの場合それよりも早いってことですか?
早いね。逆にブレイクした後はあんまりやらへん。ブレイクまでの動きが、僕は一番攻めやすい。
―なるほど。ブレイクアウトの判断は1分足の動きで見るんですか?
いや、1分足よりももっと大きな流れで見ますね。で、「雰囲気」を探りながら入れていきますね。ブレイクするかどうかは、誰にも分からへんから。上ブレイクを狙っているとして、上がっているときに入れるのか、下がっているときに入れるのか、いろいろあるよね。いきなり全力じゃなく、チャートと相談しながら入れていきます。
―利確のルールはどうなんでしょう? よくおっしゃってますが「雰囲気」ですか(笑)?
それは、ローソク足がビュって伸びたときです(笑)! ロスカットを巻き込みながらのブレイクで利食います。どこで売りが入ってきて、どこで買いが入ってきてってのは、流れを見てれば分かるわけですよ。そこを耐えるか、耐えへんかの選択なだけで。耐えるってことは、要は勝つと思ってるわけでしょ。勝たへんと思って、危なかったらすぐ逃げるし。その感覚は、経験でしかないですね。
―スキャルで億り人になっている方達って、ためためさんのようにポジションを積んでいくのが一般的なんですか?
スキャ勢は入ったらすぐ出ますから刻まへんですよ。でも、僕はそれと全然違ってポジションを積んでいく。僕は100枚入れて10pips取って10万円、なんてのは求めてないから。100枚以上入れなあかんのですよ。だから、普通に積みます。秒スキャやなく「分」やったら、枚数入れていく時間がある。問題は、どこで枚数入れるかやね。
ただ、なんぼ秒スキャしてもFX業者に許されるなら、秒スキャが一番楽で堅いと思います。紛れがない。それをずっと回転させるのが、一番資産を増やす方法やと思う。今チャレンジャーの子は、そうすべきだと思うよ。
本気で勝ちたいなら全部張れ
―「帯」の考え方がトレードの原点にあると思うんですけど、それに気づいたきっかけは?
チャートを見ていればビョイーンって伸びてるローソク足があるじゃないですか。何でここが伸びるんやろ? 跳ね返るんやろ? というのを、チャートで見ていっただけですね。
―伸びるところ、跳ね返るところが水平線であり、帯だったんですね。そういったポイントでロットを突っ込めるようになるには、どういうプロセスが必要ですか?
ロットを突っ込める一番の要素っていうのは、そのレートに来るまでのチャートの形で決めてます。経験値がすごい大事だと思ってて、自分がこうやろって思うところに張って、どんどん自信をつけてやから。いきなり枚数張るのは難しいと思います。
―ロットを張れる胆力は、やっぱり勝負師気質?
僕はギャンブルが得意ですけど、それはそのゲームでどうすれば勝てるのかを、ずっと研究してやってるからです。FXで稼いだのも一か八かでやってきたわけではないからね。色んな失敗と成功体験があって、それを研究して枚数が増えていっただけの話です。張れるかどうかの自信持つためには、経験やからね。
―色々経験を重ねてきた結果なんですね。
バックテストの結果だけで、枚数張れるわけはなくて。フォワードで成功して、失敗しての繰り返しだと思う。一つだけいうなら、そのフォワードで踏み出さへん奴は、一生大きくは成功しない。
―踏み出す…。
僕が関わった人間には、資金を全部張れといってます。資金が数百万円あるのに1枚、2枚でやってても意味ないから。100万円負けてもええやん。勝って、負けてっていう経験を積みなって。実際に僕の周りでは、いま相場が良いからめちゃくちゃ成功した子もいっぱいおるんですよ。1枚のトレードじゃ、相場で経験値を稼いでるとはいえない。本気で痛い金額を張らへんと、成長はないと思ってます。
スキャ勢にとってのアノマリー
―スキャ勢の人はゴトー日や仲値とかを意識されてるんですか?
ゴトー日に関しては、上がるっていうアノマリーが、昔はあったわけやないですか。で、今そのアノマリーが通用するかっていうと、通用せえへんわけですよ。上がったら「ゴトー日やから」になるし、下がったら「もう通用せえへん」って。そういう状況って、もう通用してるとはいえへんですよね。だからゴトー日に関しては、特別な意識はないです。昔と比べて個人投資家の弾もデカくなってきてるし、相場が変わってきてますしね。
仲値に関しては、それは昔から一緒じゃないですか。仲値に向かっていく時間というのは、みんな意識してやってると思うよ。積極的にポジションを取るやつもおるし、逆に僕は仲値に近づけば近づくほどポジションを取らなくなる。
―取らないタイプなのは、何か理由があるんですか?
スプレッドがぶわっと広がりますよね。仲値に向けてみんながやるから。僕はスプが狭くて、枚数を打ち込めるところが主戦場やから、そこでは戦わない。仲値は枚数を打ち込めるところでも何でもないからね。
―ためためさんの主戦場は?
僕は秒スキャじゃなくて、「分」の波が来そうなときに、枚数をめちゃくちゃ入れていくっていうスタイルです。仲値は通過後の方が好きですね。
―主戦場においては、ずっと集中してるんですか? それとも多少は抜くところもあります?
その日その日で、違いますね。僕はファンダをほとんど入れへんくて9割がテクニカルやから、チャートが分かりやすい方向、僕がついていける方向の形をしているときに集中して、どっちか分からへんというときは集中せんわけですよ。自分のテクニカルと時間帯が合えば、おもくそ入れます。
本当に稼げる相場で休むのはアホ
―日によって集中具合も違うんですね。毎日が本気モードってわけでも?
基本的に真剣勝負ですけど、オンオフはありますよ。動くきっかけがイベントのこともあるし、イベント前には膠着することもあるし。
―前日に遊んだとか飲んだとかの理由で「明日稼げばいいや」みたいなことにはならない?
それはチャレンジャーなのか、もうチャレンジする必要がないのかですよね。チャレンジャーなんやったら、本当に稼げるここ最近の相場で休むのはアホや。最低でも15時間は張り付くべきだと思う。僕は2020年のコロナ相場のときは、朝8時から次の日の朝5時まで張り付いとったし、そんな感じで最初の1か月はやってた。
―コロナ相場は稼げました?
うん、月で1億円以上儲かった。やればやるほど儲かるから。最近の円安相場もなかなか稼げてますよ! コロナ相場と遜色ないくらい稼げてる。
―逆に、苦しかった年はありますか?
僕が負けたのって、2018年の年末から2019年くらいなんですよ。2018年は2億円近く勝てとったんやけど、ラスト2か月で1億円近く負けて、2019年は普通に1億円負けた。そのときは相場もめちゃくちゃ悪かったですけど、自分のメンタルが一番あかんかったです。
2018年のラストから結局、5~6か月で2億円近く負けたのかな。これ以上資産を減らしたらあかんから、そっからトレードを抑えるやんか。それで抑えて生きながらえとったら、2020年のコロナ相場が来て儲かったって感じですね。
億トレのお金の悩み
―ためためさんの最近のお金の事情を聞いてもよいですか? FX以外でも運用されているとか。
自分で運用してる資産が4億円ぐらいかな。3000枚まで打てる業者に2億円、その他にも3億円入れてて。後の余ってるやつは自分でトレードに使えへんから、プライベートバンカーに運用をお願いしてます。
―意外ですね。そこには全幅の信頼を置いてるんですか?
どうやろう? 5%ぐらいで運用してくれという指示だけしてます。お願いしているのは、そっちのお金を気にしたくないから任せるでっていうこと。気にするのは、自分のポジションだけで十分やから。
―ところで先ほどのお話によると、億トレって自分で運用できる資金に限りがあるんですね。
100枚張るのに500万円くらいじゃないですか。3000枚までいける業者なら、1億5千万円、今は証拠金が高いから2億円くらい見て口座に入れてます。要するに、各業者が、何枚まで打たしてくれるのってだけですよ。打たしてくれるところがあるなら、なんぼでもいくよ。でも、打たしてくれへんから。
―FXでお金を稼いだ後に、事業とかやる人もいるじゃないですか。ためためさんは、そちらへ進む可能性はありますか?
ない。趣味に金を使いたい。今は地元でサッカーコーチをやってて、教えている場所の近くに居酒屋がないから、それを作ろうとは思ってます。
僕が今から起業しても、それは趣味になってしまうからね。絶対に成功させなきゃいけないチャレンジャーじゃないし、楽しかったらええよっていう全然違う話になっちゃう。でも、FXよりも実業の方が難しいと思ってますよ。
僕らの周りにはFXで10億、20億円と稼いでいる子がわんさかおって、これは誰にでも達成できることやないけど、それぐらいの人数がいる難易度ではある。かたや、事業で100億円稼ぐにはどれだけの苦労と才能がいるか。まあ、でも実業に行ってても、成功してるやろうけど(笑)。
―そういう強烈な自負心が、成功の秘訣なのかもしれませんね。最後に読者にメッセージを。
全力で行け!
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