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梅乃宿酒造株式会社:2026年6月期決算説明会文字起こし(3)

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梅乃宿酒造<559A>

チャネル別の売上状況をご説明いたします。当期は、国内BtoB・海外・BtoCのすべてのチャネルで前期比増収を達成いたしました。
まず、売上全体の60.8%を占める国内BtoBは、前期比104.8%の18億7,700万円となりました。本年2月にあらごしシリーズの値上げを実施いたしましたが、需要の底堅さは衰えず、中・大手酒販店様及びCostco様での販売が好調に推移いたしました。
次に、売上の24.9%を占める海外は、前期比159.6%の7億7,000万円と大幅な増収を記録いたしました。主に北米や台湾での拡大が全体を強力に牽引しています。中国市場につきましても、日中関係問題の長期化という課題はあるものの、堅調に推移しています。

営業利益の対前期増減分析です。営業利益は、前期の3億1,700万円から1億4,800万円増加し、4億6,500万円となりました。増益の主要因は、海外売上の急拡大に伴う増収効果がプラス2億2,800万円、価格改定による粗利率改善効果がプラス1,100万円です。
一方で、組織補強に伴う人員増及び上場特別賞与による人件費の増加がマイナス3,700万円、売上増に伴う物流費の増加がマイナス1,400万円、並びに第2蔵の土地取得に関連する費用などの修繕費がマイナス1,200万円、株主優待引当金の計上による管理諸費がマイナス2,000万円などの費用増加がございましたが、増収効果及び粗利率改善効果がこれらを大きく上回りました。

当期のトピックスでございます。まず、新ブランド「AFULL」の展開についてご紹介いたします。
2026年6月15日、当社の130余年の歴史と技術の粋を集めた最高峰の梅酒「AFULL刻覚(ときさめる)」を発売いたしました。当社のフラッグシップブランドとして高い評価をいただいております。350mL、税込22万円というラグジュアリーな価格帯設定でありながら、酒販店様を中心に、ハイエンド層へ向けた認知度拡大とブランディングに大きく貢献しております。2027年6月期は、注力商品の1つとして拡販を進めてまいります。

続いて、将来に向けた増産体制の構築に向けた第2蔵用地の取得についてです。奈良県葛城市の本社から車で約5分、同じ葛城市に立地する約18,000m2の第2蔵建設用地を取得いたしました。国内の販路拡大に加え、世界的な需要増に応える供給体制の確立に向けた重要な布石であり、これにより、数年後の本格的な生産設備拡張に向けた足掛かりを確実に確保いたしました。
取得の目的ですが、現在の売上高規模におきましては本社の生産設備で賄うことができるものの、売上高50億円規模を境に第2蔵稼働の必要性を考えており、また、本社近隣の平地にまとまった用地を低コストで取得できるタイミングでもありましたので、取得に至っております。今後5年程度での第2蔵の稼働を計画しています。

続きまして、2027年6月期事業計画についてご説明いたします。

梅乃宿酒造株式会社:2026年6月期決算説明会文字起こし(4)に続く
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