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2025年、金価格はどこまで上がるのか?吉田繁治が語るドルの終わりと金の未来

金価格が歴史的な高値をつける中、BRICS諸国は「金」を武器にドル支配への対抗軸を築き始めた。その背後で進む通貨戦争とは何か。そして、日本人が見落としている“本当のリスク”とは?『ビジネス知識源プレミアム』著者・吉田繁治氏が、来たる2025年の通貨転換点と金の未来を語った。通貨・金・地政学が交差する今、資産をどう守るべきか。必読の90分ウェビナーを前に、その核心に迫る。

「現在の金価格の上昇は偶然ではありません。むしろ、これからが本番です」

そう語るのは、長年にわたって世界経済の構造分析を続けてきた経済評論家・吉田繁治氏だ。

2025年7月27日には、Zoomウェビナー『2025年、ゴールドはどこまで上がるのか? ~世界経済と金本位制復活の兆しを読む~』が開催される。MONEY VOICE編集部では、ウェビナーに先立って吉田氏にインタビューを実施。近年の金価格の高騰、その背後にある通貨体制の変化、そして個人投資家が取るべき行動について伺った。

<金高騰の背景と未来がこれだけわかる>

BRICS連合がドルを揺さぶっている

「現在の金の上昇のきっかけはウクライナ戦争です。バイデン政権時に米国がロシアのドル建て外貨資金を差し押さえたことで、BRICS連合が一気にドル離れに動き出したのです」と吉田氏は分析する。

BRICSは正式メンバーに加え、パートナー国や協調国を含めて今や100か国規模の経済圏になりつつある。

そのBRICS連合に加盟する国々は米国に敵対することがあったら、ドル建ての外貨準備金を押さえられてしまうという危険を改めて認識したのである。ウクライナ戦争以後、BRICS連合の国々の中央銀行は、それまで年間500トンだった金購入を、2倍の1,000トンまで増やし、自国通貨の安全を担保することに動き出した。

「日本で報道されることは少ないですが、BRICS連合は年間1000トン単位で金を買い集めています。貿易量でもG7を上回る彼らがドルを使わない経済圏を作れば、世界の通貨秩序は大きく変わります。その前提にあるのが、金本位制への回帰です」

ドル円暴落、金価格上昇はもはや不可避

「2025年から2年ほどのスパンで見れば、金は確実にもう一段階上がります。理由は、世界が金ペッグ通貨という新しい枠組みに向かっているから。これはドルの終焉を意味するものです」

ドル円だけを気にしている日本人は気づいていないが、世界から見たら今年ドルは20%も低下している、来年には30%以上下落する可能性もある。日本円とドルが極端に下落しているのだ。

最近のトランプ関税の動きから見ても、世界の流通貨幣はドルからBRICSを中心とした金本位性へ回帰した通貨への依存を強める可能性は高い。ドルの凋落に日本円も否応無しに巻き込まれているだろう。

日本人は今こそ、金の価値に気づくべきなのだ。

ウェビナーでは「ここだけの話」も

吉田氏は、7月27日(日)10:00から開催されるZoomウェビナーにて、今後2年の金価格シナリオや、ドル体制崩壊のタイムラインを90分にわたって詳しく語る予定だ。

「メルマガでもなかなか書けない内容も、ライブなら話せます。時代が変わる前に、資産の守り方を一緒に考えましょう」

<Zoomウェビナー情報>

イベントタイトル:2025年、ゴールドはどこまで上がるのか?~世界経済と金本位制復活の兆しを読む~

日時:2025年7月27日(日)10:00~11:30
形式:Zoomライブ配信(後日録画視聴あり)※質疑応答あり!
登壇者:吉田繁治(『ビジネス知識源プレミアム』著者)
定員:100名限定
主催:まぐまぐ

【登壇者プロフィール】
吉田繁治(よしだ・しげはる)経済評論家。Systems Research代表。有料メルマガ『ビジネス知識源プレミアム』を長年連載中。日本経済の構造問題・金融理論・経営戦略をわかりやすく解説する視点に定評がある。著書に『失われた1100兆円を奪還せよ!』など。

【このウェビナーでわかること】
・世界各国が金を買い増す本当の理由とは?
・トランプ政権の復活が示唆する米ドルの弱体化
・中国・BRICS諸国が目指す金本位制への流れ
・「金価格の今後3年間のシナリオ」
・個人はどう金を保有すべきか?資産防衛としての選択肢

【チケット購入はこちら】
https://peatix.com/event/4457347

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