コンファレンスボードが発表した米8月消費者信頼感指数は89.4と、7月90.2から低下し、1月来で最低となった。現況は121.2と、7月114.4から上昇し予想も上回り4月来で最高となったが、期待は68.2と、7月74.0から低下し予想も下回り1月来の最低と、全体指数を押し下げた。
エコノミストが労働市場の状況判断で重要視している「雇用が十分」と「困難」の差は7.5と、7月2.7から大きく改善し4月の年初来で最大に並んだ。しかし、1年前の11.1からは低下した。消費者は将来の雇用状況に悲観的。6カ月先に雇用が増加するとの見方は14.6と、16.4から低下。年初来で最低となった。雇用減は26.1と、25.3から上昇した。賃金の上昇予想も17.6と、19.5から低下し、年初来で最低となった。前年同月からも低下。賃金減少見通しも13.8と12.6から上昇し、前年同月からも上昇した。
12カ月先のインフレは平均で5.8%と、7月5.6%から上昇した。
コリンズ米ボストン連銀総裁は、インフレが鈍化しない限り、早期の利上げが適切との考えを表明。同総裁は本年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持たない。ただ、米消費者のインフレへの懸念は根強く、さらに連邦準備制度理事会(FRB)高官と違い労働市場減速懸念も強まりつつあるため、年内の利上げは困難になる可能性も残る。
◇8月消費者信頼感指数:89.4(7月90.2)
現況:121.2(7月114.4)
期待:68.2(74.0)
●12カ月先のインフレ
平均:5.8%(5.6%)
●雇用
十分:27.0(24.4)
不十分:53.5(53.9)
職を見つけるのは困難:19.5(21.7)
6カ月先
雇用増:14.6(16.4)
雇用減:26.1(25.3)
不変:59.3(58.3)
賃金
上昇:17.6(19.5)
低下:13.8(12.6)
不変:68.6(67.9)
●労働市場:「雇用が十分」と「困難」の差
7.5(2.7)
●ビジネス状況(現状)
良好:16.8(17.8)
悪い:23.1(21.6)
普通:60.1(60.6)
6カ月先
改善:14.6(16.4)
悪化:26.1(25.3)
不変:59.3(58.3)
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