[本日の想定レンジ]
14日のNYダウは48.62ドル安の51621.48ドル、ナスダック総合指数は511.51pt安の26692.87pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1420円安の66740円だった。15日は、インフレ加速を背景に利上げ懸念から売られた米国市場の流れを映して、売り優勢となることが想定される。14日の東京市場は、直近の下落の反動から半導体・人工知能(AI)関連株中心に買い戻され、日経平均は一時600円を超える上昇となったものの、蘭半導体製造装置大手ASMLの決算発表を受け、AI関連株の一角に利益確定売りが出て、日経平均は失速。結局5営業日続落して終わった。ローソク足は、上ヒゲの長い陰線を形成し、5日移動平均線(68726円)水準を連日下回って引け、売り圧力の強さが意識された。14日の米国市場では、主要株価指数がそろって下落した。なかでもSOX指数は4%を超える急落となった。9月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.7%上昇と市場予想(3.6%上昇)を上回る伸びとなったほか、食料品・エネルギーを除いたコア指数も2.6%上昇と同予想(2.5%上昇)を上回り、インフレ加速が示され、10月の利上げ観測の高まりを背景に半導体・AI関連株が全面安商状となった。また、社債利回りの急騰が伝わったクラウドサービスのコアウィーブは15%超急落した。さらに、中東情勢の緊迫化が続くなか、原油価格が上昇したことも投資家心理を圧迫した。ナイトセッションの日経225先物は66500円台へと急落しており、本日は、米テック株安を背景にリスク回避の動きが強まるだろう。また、取引終盤には、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の2026年7-9月期決算が発表される。売上高速報が発表済みで、通期の売上高見通しの引き上げが再度行われるのか、据え置かれるのか確認したいと考える投資家が多い。このため、仮に通期の売上高見通しが据え置かれれば、出尽くし感から大引けにかけて一段と売りが膨らむ可能性があり、注意が必要だろう。上値のめどは、心理的な節目の67000円や68000円、5日移動平均線の68726円、心理的な節目の69000円。下値のめどは、心理的節目の66000円や9月29日高値の65805円、心理的な節目の65000円、64000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限67000円-下限66000円
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む