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米国株高を映して買い先行スタートも中東情勢が重しに

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[本日の想定レンジ]
10日のNYダウは149.60ドル高の52637.01ドル、ナスダック総合指数は74.72pt高の26281.61pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比440円高の69250円だった。本日は、米国株の上昇を受けて買いが先行して始まることが見込まれるものの、中東情勢の行方が重しになりそうだ。10日の東京市場は、半導体関連株を中心に買い戻しの動きが強まったほか、原油市況の下落も投資家心理を上向かせ、日経平均は一時1600円を超える上げ幅を記録した。ただ、大引けに向けては上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡んだ換金売りが出て、上げ幅を縮めた。ローソク足は、寄り引けほぼ同値で小陽線の胴体部分から上下にヒゲを出す十字線を描き、売り買い拮抗状態が窺える。10日の米国市場は、原油市況の下落や、韓国の半導体メモリー大手SKハイニックスがナスダック市場に上場し、好スタートを切ったことも投資マインドを支え、主要株価指数は上昇した。ただ、来週から始まる米主要企業の2026年4-6月期決算発表が本格化するため、持ち高調整の動きもあり、上値は限定的だった。一方、ナイトセッションの日経225先物は69360円と高値引けとなっており、本日の東京市場は買いが先行して始まることが想定される。ただ、懸念は中東情勢の行方だ。トランプ米大統領は10日、自身のSNSで、イランからの協議継続の求めがあり、「同意した」と投稿した。しかし、米軍は12日、イランがコンテナ船を攻撃したことを受け、イランへの空爆を実施した。これに対し、イラン側はホルムズ海峡を再び封鎖したと表明し、湾岸諸国の一部が攻撃を受けるなど、中東情勢が再び緊張し始めている。さらに、米軍がイランに対するさらなる攻撃を開始すると伝わっており、中東リスクが相場に波乱要因になりそうだ。また、10日の取引終了後に26年3-5月期決算を発表した安川電<6506>が時間外取引で急落した。3-5月期の営業利益は市場予想に反して2桁の減益となり、27年2月期通期業績予想は据え置いた。好調な決算に対する期待があっただけに、ロボット関連など他のハイテク株に悪影響を及ぼす可能性もありそうだ。上値メドは、心理的な節目の70000円、71000円、72000円。下値メドは、心理的な節目の67000円や66000円、65000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限69500円-下限68500円

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