株価下落でも安泰なワケは?英語で学ぶウォルト・ディズニーの経営状態

 

さて、あとの分野は営業利益の占める割合が20%を切ってくるので、とくにそこまで解説しませんが、数字は見ておいてください。Studio Entertainmentは劇場(『トイストーリー』とか映画関係ですね。)で、Consumer Productsはテレビや商品に対する著作権収入などです。

まあ、なんか、ディズニーというか放送会社って感じですねw 意外でしたねー。。。

というわけで、今後ディズニーは、放送事業に強みを持ちます

しかし、よく考えればセグメントごとに見ましたが、『スターウォーズ』は全てのセグメントにポジティブな材料ですので、(もちろん放送事業への影響が大きいですが)完全なポジティブ材料です。

現在は、有料チャンネルへの加入者減少が懸念されて、株価があまり高くないわけですが、結局のところ「テレビの時代は終わった」だの「インターネットの時代が来る」だのという戯言は、どうでもよくって、面白いコンテンツを持っている人がそっちに行けば、みんなそっちに行くと思います。VR(3D)グラスなんかも、ディズニーが『アナと雪の女王』の続篇や、『スターウォーズ』の続篇なんかのコンテンツを流し始めたら、みんなそっちに動くわけです。

要は、市場は技術でなくコンテンツで動くわけですから、やはり最強はディズニーでしょう。本質的な価値を持っている企業です。

今後さらにディズニーの分析を『バフェットの眼』でもしていきたいと思っています。『毎日5分』でも、そこら辺の情報は、どんどん取り上げていこうと思います。

image by: Wikipedia

 

『毎日5分! 経済英語NEWS!』より一部抜粋
著者/八木翼
TOEIC235点だった私が900点を超えるまでの勉強の過程で感じた、「英語のニュースを解説してくれる教材があったらいいのに」という思いを形にしました。全ての英文に和訳、文法解析がついています。
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