今夜も飲み会のアナタヘ。「アルコール依存」に気をつけろ!

2016.11.18
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by gyouza(まぐまぐ編集部)
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近年、依存症として大きな話題にもなった「アルコール依存」。

アルコール依存とは、飲酒したときに感じる昂揚(こうよう)感や幸せな気持ち、精神的苦痛からの解放感が忘れられずに、アルコールを継続的に飲み続けることです。

ときにはそれまで培ってきた自分の生活を壊してまでアルコールを優先させるほどの依存性があり、自分ではコントロールがきかない状態を言います。

厚生労働省研究班の2013年度調査によれば、その時点での全国の患者数は2013年の時点で109万人、そのうち14万人は女性という統計結果が出ており、近年では女性患者の増加が懸念されています。

今回はこのアルコール依存について、原因や症状についてみていきましょう。

アルコール依存に陥る主な原因

アルコール依存症の主な原因は「多量飲酒」です。

厚生労働省では純アルコール量にして「1日平均・60gを超える飲酒」を多量飲酒と定義しています。

<純アルコール60g相当の酒>
・ビールの中ビン3本
・日本酒3合
・25度の焼酎で300ml

しかし多量飲酒をしている人がみなアルコール依存症になるわけではなく、同じように飲酒していても依存症になる人もいればならない人もいます。

研究によると、アルコール依存症は遺伝的要因と環境要因が絡み合って起こると考えられており、習慣的な飲酒によって依存症を発症するようになるまでの期間は、男性に比べて女性は短いと言われています。

飲酒は継続することで耐性ができるため、酔いにくくなって酒量が徐々に増えていきます。

その状態でさらに飲酒を続けると、飲む時間や場所、量に関してコントロールがきかなくなってしまい、アルコール依存症に至るわけです。

アルコール依存の症状とは

アルコール依存症の典型的な症状は連続飲酒です。

連続飲酒とは、常に一定のアルコール濃度を体内に留めておくために数時間の間隔で飲酒し続ける状態のことです。

そのため社会生活が困難となり周囲の信用も失ってしまいます。

飲酒が様々な問題を引き起こすことは明らかなのに、アルコール依存症になるとそれらの問題に関していつも自分の都合のよいように考えて反省しないのも特徴的です。

依存症であることを認めなかったり、薄々気づいていても周囲に助けを求めようとしなくなったりします。

そのまま症状が進めば、手の震えや発汗、睡眠障害、イライラなど身体的にも精神的にも離脱症状が現われ、ひどくなると痙攣(けいれん)発作や幻覚、幻聴なども引き起こすことになります。

アルコール依存症の有効な治療法は?

アルコール依存症は、少しでもアルコールが体内に入るとそれがスイッチとなってコントロールがきかなくなるため、一生涯一滴も飲まないようにすることが治療の目標となります。

まずは離脱症状の改善し、解毒してから断酒に向けて本格的なリハビリ治療に入ります。

リハビリ治療には、心理療法に加えて必要に応じて薬物療法がとられ、2度とアルコールを体内に入れないようにモチベーションを高めていきます。

それと同時に自助グループへ参加することも断酒の継続に非常に有効な方法です。

執筆:Mocosuku編集部

image by: Shutterstock

 

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