「忖度できる部下」は可愛がられるのか。元役人に聞いてみた

 

現実の中で生きるのは大変です。それでも、できるだけ、政治家や税金を自分や自分の組織の利益のために使うという考え方は変えていきたいと思います。

政治家のレベルは国民の意識のレベルで決まるというのは本当だと思います。

国会での森友問題の質疑応答を聞いていると、忖度体質とその結果そのものを問題とするより、同じ忖度体質の世界にいる人たちが、誰が得をしたか、誰がいい思いをしたか…という嫉妬でやりあっているように見えてしまいます。

でも、それは一般市民でも同じだと感じます。「政治家を使う」「役人を動かす」という言葉にそれが表れています。

組織の中で生きる苦労はあったでしょうが、定年退職し、子供を育て上げたら、もういいじゃないですか。国民全体のこと、市民全体のことを考えられる少しでも志のある政治家を選び、「使う」のではなく「応援」し、「役人を使う」なんて言わないで、役所と一緒になって市民の幸せのために自らができることをやっていく…。それが、政治のレベルを上げていく唯一の方法のように思えます。

幸いにも、私の周りには、そのお手本になる生き方の人がいます。私も、そんな生き方を目指したいと思います。次の世代のために…。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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