六本木の人気公認会計士が今も「メルマガ配信」にこだわる理由

 

いろいろな販売方法あれどメルマガにこだわる理由

ところで最近、やさぐれさんがNoteで過去のメルマガを配信しているようです。また、有料メールマガジンをやっている多くの有名人が課金することのできる新しい仕組みを利用しています。

ただ、僕はあえてメルマガ配信することに拘っていこうと思っています。

僕たちのキャリアにとって、自動的に情報が集まる仕組みを作ることが勝敗を決めます。5年前、「【035】戦略的キャリア形成」で以下のように僕は書いています。

例えば、経営財務という雑誌を定期購読するということは、毎週月曜日に会計に関する情報が定期的に届けられることになります。自動的に紙でポストに届くのです。

 

日経新聞を読むこともそうです。顧問契約という仕組みもそうです。役員会が必要なときでなく定期的に開かれるのもそうです。一番大切なのは、自動化された仕組みなのです。

 

◯◯会とかが定期的に開催されており、その主要メンバーであるというメディアもあるでしょう。限定記事をメールマガジンという形式にしたのも、このことを体験してもらおうとしたからです。

 

経営財務やメールマガジンも過去の情報を後日買うこともできるでしょう。こうすれば、面白そうな回だけコストを払えばよいのですから、一見経済的ですが、それは誤りです。時間は、不定期はダメです。定点観測が必要です。

 

出版社の人がなんと言おうと、僕の記事なんて、後でまとめて本にして読んでも駄本に過ぎないけど、定期的に自動的にくれば充分有益です。

今でも同じ考えです。

確かに、過去のバックナンバーがよく売れていることからは1本ずつ購入できるような課金メディアで販売することで満たされるニーズがあると思います。

しかし、僕はやはり定期的に自動配信されるこのメルマガというメディアの有効性を確信しています。当面は有料メルマガ一本でやります。

むしろ、単発メディアで発出する場合には書籍を売るようなものですから、バックナンバーを再編集して一定のテーマに沿う読み物にしなければなりません。プロとしてはそうした点に拘った上で実施したい。

image by: Shutterstock

 

『六本木の公認会計士いきぬき(生き抜き)』
著者/JoJoの奇妙な公認会計士
事業会社、ベンチャー企業を経て大手監査法人へ。採用担当やIPO担当、大企業の主査業務を経験後にアドバイザリーチームに移籍。さまざまな業界とつながりを持つ著者のメルマガは具体的ですぐに使えるビジネスヒントに満ち溢れている。
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