永江さんからの回答
クラウドファンディングは基本的には寄付で、わたしも過去にはいくつか出資したことがありますが、それにしてもこのところ、ヘンなものもいっぱいあります。トンデモ医療系なのではと思われるようなものから、金額達成したものの実行できなくて逃げちゃったものまで。そろそろ、募る前に第三者が審査したほうがいいんじゃないですかね。
で、自分自身、どういうものに心を動かされたかを考えてみました。
まずはこの方のご指摘にあるように、「社会貢献」というのは方向性のひとつとしてあると思います。さらにもうひとつの方向性としては、「今この世の中になくて、これは絶対ほしいと思うような魅力的なモノやサービスの開発」ということではないでしょうか。これらの表現として本気さというのはあり、企業発のクラウドファンディングは特に、「実現性」という本気さが見えないと出資されにくいと思います。
クラウドファンディングは単に資金集めのように見えますが、その他にも目的があり、その一つがマーケティングです。寄付を集められるプロジェクトならスタートしても流行るし、成功する可能性もあるでしょう。それを見定めるためにもクラウドファンディングはあるといえます。
なので、達成できなかったサービスは本気度もさることながら、その内容に社会的ニーズがなかった可能性も高いのではないかと思いますね。
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