御社がすべき一番大切なことは、「予防対策」です。「予防対策」として、大きく3つのポイントを押さえて下さい。
第1のポイント
パワハラを「起こさない・起こさせない」対策
第2のポイント
「周知・啓発」対策の重要性
第3のポイント
社内の地位・責任・権限に応じての、「教育や講習」の実施
特に、管理職者に対しての「教育」が、パワハラ予防に大きな効果を上げます。
今回は、管理職者への「教育」の際に役立てていただけるよう、「パワハラ予防のために、管理職者が心掛けるべきこと」を挙げます。
- 個人の名誉や人格を否定する発言は避けること
- 大声をあげたり、感情的になったりせず、冷静な注意・指導を心掛けること
- 相手の言い分を聞くこと
- 注意・指導は、できる限り面談や口頭で行うこと
- 長時間に及ぶ執拗な注意・指導・叱責は避けること
- 暴力行為は、絶対に行わないこと
以上の事を心掛けてもらうよう、管理職者への教育や講習を組み立てて下さい。それが、御社の「訴訟リスク」の軽減と、全従業員の「能力発揮」に役立ちます。
以上を踏まえて、あらためてお聞きします。
「御社では、パワハラ防止の教育を行っていますか?」
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