2週間で4kg減も?脂肪を多く摂るダイエット法を現役医師が解説

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せっかく死ぬ気で頑張ったダイエットなのに、「途中で空腹が我慢できなくなってリバウンドしてしまった」という経験をお持ちの方も多いのでは?今回のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』では著者で現役医師の徳田安春先生が、リバウンドの起きにくいダイエット法として注目を集める「ケトン体ダイエット」を、デメリットも含め詳しく紹介しています。

リバウンドの起きにくいダイエット法

中年以降になると体重増加が気になりますね。毎年、多くの人々がダイエットに挑戦しています。最初の数ヶ月で数キロの減量に成功する人は結構いると思います。しかしながら、減量中に起こる食欲亢進は辛いものです。当初はこれに打ち勝つことができた人でも徐々に食欲を抑えることができなくなり体重が元に戻ってしまうケースがかなり多いと思います。

これはよくあるリバウンドですね。最近の研究によると、リバウンドが起こるのは、ダイエットで減量した際に、食欲を刺激するホルモンが過剰に分泌されることであることが原因だとわかりました。これまでは、本人の意思が弱いのだ、などとされていました。しかしながら実際はそうではなく、ホルモンの影響だったのです。そのホルモンとはグレリンなどです。

そこで、リバウンドの起きにくいダイエット法がないかどうか試みられました。そこで注目されてきたのがケトン体ダイエットです。ケトン体ダイエットだと、血中のグレリンなどのホルモンの上昇が抑えられるため食欲を抑制し、体重のリバウンドが起きにくくなることがわかりました。すなわち、成功しやすいダイエットとして注目されてきたのです。

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