「とりあえず残業」が裏目に。自分のキャリアをもダメにする理由

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一見同じ「残業」でも、「キリ良いところまで仕上げたい」という自発的なものと「周囲が残っているからなんとなく」という場合では、精神衛生上の作用は真逆。負担が蓄積しすぎてしまう場合もあり得ます。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師でもある松尾英明さんが、自己のタイプを見極め、意に反した残業を避ける「自分軸の作り方」を紹介しています。

残業したい人としたくない人

残業の是非について。1.5セミナーで少し話した内容をやや詳しく。

遊びとプライベートを分けるか」ということに関心が結構集まった。結論、どちらでもよいが、自分のタイプを見極めること、と伝えた。完全に分けた方が心地よい人間と、一緒の方が心地よい人間がいる(私は後者である)。幸せや価値観において他人軸で生きないことが肝要である。

残業の考え方についても、同じことが言える。結論、残業しようがしまいがどちらでもいい。正義はそれぞれの自分の中にしかない。究極、全ての残業は、仕事を優先したいからするのである(「上司が遅くて帰れない」という理由も、広義に見れば仕事に関する人間関係等を優先している)。

今の私自身を言えば、基本的にルールに則って動く方が心地いいと思っているので、しないのである。自閉症スペクトラムの子どもが、急に時間割を変更したり時間を延長したりすると、当然パニックになることの延長である(残業は、原則からするとルール違反である。試合終了のホイッスルが鳴っているのにプレーし続けている状態である。「蛍の光」が流れ終わったのにまだ買い物を続けている状態である。それが気持ち悪いと感じる人間がいる、といえば、そんなに変なことではないだろう)。

自分の哲学に則って残業している人がいる。自分の哲学、美学に従って、仕事を完璧に仕上げたいのである。思う存分するのがよい。それが、エネルギーになる。

周りとの調和を気にして残業している人がいる。自分だけ先に帰ると、和を乱すから、後々自分が困るという。思う存分するのがよい。それが、自分の精神衛生状態と立場を守ることになる。

問題は、そういった自覚症状のない残業である。

例えばあなたの上司が、完璧主義で残業肯定タイプだったとする。品質向上のためには、どんなに時間と予算を投資しても構わないというタイプである。一方で、あなたが私と同じ、決められた範囲内できっちり仕上げることを喜びとするタイプだとする。

これは、ニーズが食い違うので苦しい。必然、部下であるあなたが相手に合わせる形となる。裏で愚痴る羽目になる。

どうするか。

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