【必要なのは、保温と保湿と疲労の回復】
たとえば顔面神経麻痺症状をおこしたとき、春から初夏の極端な空気の変化によるストレスから、カラダを保護し感覚機能を持つ肌を守ることが大切です。
空気の乾燥による肌をしっかり保湿しながら、人肌程度で患部を保温しながら、血流をうながすためにこまめな「やさしく撫でるようなマッサージ」をするとよいです。
コツとしては、化粧水や乳液をこまめにやさしく撫でるようなマッサージしながら、ひんぱんに肌を保湿し続けるようにするとちょうどよいです。
また、疲労が蓄積しないように、日常生活のスケジュールを見直すことも必要ですし、睡眠時間をたくさんとることも有効です。顔面神経麻痺症状でなくても、「ゆるみすぎる=適度な緊張を保つことができない」症状が、気がつかない程度に手足でもおこっていることがあります。
- ひんぱんにつかんでいたモノを落とす
- 足が上がらずひんぱんにつまづく
- 肩をひんぱんにぶつける
- 立ち上がろうとして後ろにこける
- 食べていて口の中をよく噛む
- アタマをよくぶつける(まぶたが充分に開かず上が見えていない)
疲労が蓄積して抵抗力が落ちると、感染症やヘルペスなどの痛みを伴うマヒ、しびれ症状に発展することもありますから、早めに医療機関へ受診するとともに、生活習慣の見直しも検討してみたらよいと思います。
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