「豚が食べて死ぬのが有害ゴミ」上海で始まったゴミ分類の実情

 

ちなみについ先日、自宅の仕事用液晶画面を買い替えた際に、まだまだ利用できる液晶画面の処分は自宅敷地中を清掃しているおばさんを呼んで引き取らせました。この清掃おばさんは敷地内の清掃活動の傍ら住民が不要になった家電製品を回収して転売する仕事も副業としているので、呼んであげると喜んで回収に来てくれます。

引取料として数十元くらいお金を貰えると思いますが、交渉も面倒、自宅に置いていると場所を取る、回収場にもっていく手間も省けるので、無料で差し上げると非常に喜んでくれます。無料でくれるいい人と思ってくれれば何かあった時に声もかけやすいですしね。

引き取り値が高い家電回収循環システムは未だ健在。以前はペットボトルなど喜んで回収していましたが、回収価格の低下もあり今はあまり率先して引き取ってくれません。収益目的にゴミ仕分けをする人がいなくなっている状況ですから、市民が仕分けしてゴミ出しをしないと焼却する際に困るんでしょうね。

今、中国ではゴミについてこんな形で意識改革を始めたばかり。日本の中国人旅行客がゴミを投げ捨てるゴミ分類しないのはゴミ分けの文化や風習規則などがあって無かったような状態。意識が高く従順にルールを守る日本人と比べると意識が低く映るのも仕方がありません。

今から意識改革やルールの徹底が始まるので、日本とは違うベクトルで社会生活が成り立っているという点も頭の隅に入れておいて欲しい所です。が!今すぐ意識改善がなされるという訳でありませんので、旅行客にはご注意下さい。

image by: 今すぐ!中国語

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