どうやら長女さんも、お母さんと喋らないでいる事が苦痛だったようです。頂いたメールにはこのように書かれていました。
パピーさん、お返事ありがとうございました。
主人からも「長女を叱り過ぎ」と言われてはいたのですが、今までの事もあり素直に受け入れ、自分を直す事ができずにいました。
パピーさんから頂いたお返事に「親がかばい過ぎていると『私は何をやっても許される』と間違った認識を持つことになりますし、『自分が原因で相手を怒らせている』という事も学べません」と書かれていて、「これを良い機会」と捉えて、私自身、子供達への接し方を公平にするように努めてみます。
そして今回の長女とのギスギスした関係は、おかげさまで無事解決しました。
パピーさんからも「無理してその機会を作らなくてもよい」と言って頂けてホッとして、じゃあ長女の様子を見ながら、良いタイミングを見つけて謝るようにしよう…と考えていたところ、次女が「おねえちゃん、夜になるとしくしく泣いてるよ」と教えてくれました。
パピーさんが「数日間、親としゃべれないのは子供も辛いはず」と書いて下さったように、長女は私の前では強がっていたようですが、やはりさびしかったみたいです。ですから妹が眠ったころを見計らって長女に「今日は一緒に眠ろうか?」と言ってみたら、素直に「うん」と。
そして布団に入って手をつなぐと私の腕に顔を押し当てて涙を拭いていました。そこで「この前、叩いてゴメンね。痛かったでしょ。悪かったっけね」と言ったら、無言でコクリとうなづきました。
こんな時、いつもなら「でもあなたも悪いんだよ…」のように言ってしまいがちなのですが、それは我慢して「今まで、お姉ちゃんだからって、いろいろ我慢させてたよね。それも悪かったなって思ってるんだ。だからこうやって時々一緒に眠るのはどうかな?って思っているんだけどどう?」と聞くと、メソメソしながらコクリとうなづき、ほんの10分ほどでスヤスヤと寝息を立てました。
パピーさんが「手を握ったり、肩を抱いたりして“ぬくもりを感じさせながら”」と言ってくださったように、この「ぬくもり」がとても功を奏したと感じます。何をどう言ったら解ってくれるのか?といろいろ考えていましたが、長女に必要だったのは「言葉よりもぬくもり」だったのですね。
翌日、朝には「おはよう」の声掛けにも(照れて小さく)「おはよう」と答え、「行ってきます」と言って元気に学校に出かけました。学校から帰ってくると機嫌も良く、宿題をすぐに始め、音読をするその声も今までで一番張りがありました(^^)。
実はパピーさんが言われていた“気に入らないと逆切れして、相手を無視して、不機嫌な態度を取る”は、かつての私の姿でした。当時は、私はそんな態度をする方で、される側の気持ちを経験することがありませんでしたが、長女がこのようになって、どれだけ私が周りに嫌な雰囲気を振りまいていたか、が分かったように感じます。
私は、そんな長女の姿が気に入らず、お互いに反発をしていましたが、私と同じようにしてしまわないためにも、これから上手に「仲直り」ができるように、私がその姿を見せて行こうと思います。もちろん、姉妹に公平に接する事。そして「ぬくもり」を忘れずに。
今回は、どうもありがとうございました。
長女さんとの冷戦状態が解決したみたいでよかったです(^^)
「言葉よりもぬくもり」、確かにそうだったと思います。“ぬくもり”って、皮膚上の感覚もありますが、それを感じた時は、心もちょっと暖かくなりますし、まさに「包まれている」と感じます。そしてその暖かさはきっと、お母さん自身の気持ちも癒してくれますから…ね♪
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