鍼灸師オススメの花粉症対策。目鼻のかゆみに肌と毛穴のケア

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今年は例年に比べれば少なめと言われているスギ花粉。それでもマスク不足などもあって、つらい思いをしている人も多くいるようです。メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者のぶ先生が、東洋医学的な見地から、「空気の変化に過敏な状態」への対策として、肌と毛穴のケアが大切と教えてくれます。

花粉症、目鼻のかゆみの予防

【過敏なのは毛穴】

空気の変わる春先、世間では「花粉の影響」として「花粉症」が流行ります。東洋医学的には、この「花粉症」を「空気の変化に過敏な状態」と考えます。
※鍼灸師は自分の五感で「花粉」のことを感じることができないので、「花粉が原因」とはとらえません。

この「空気の変化に過敏に反応」するのは、じつは毛穴。この毛穴をいかにケアするかで、「花粉症」の目鼻のかゆみ症状の予防がかないます。

【空気に触れない】

まずはマスクや帽子、ゴーグルなどで、目鼻の粘膜が「空気」に触れないように保護することはおススメです。一般的に言われている「花粉症対策」と一致するあたりが、興味深いですね。

また、肌が空気に触れる顔や手の保湿もおすすめです。カラダが「冷たい空気」に触れて、「過敏反応」をおこさせないように、いつも暖かく過ごしておくこともポイントですね。春先は一年で一番体が「寒がる時期」でもあります。

【おすすめなのが毛穴ケア】

眉毛や鼻毛の付け根に化粧水や乳液などをつけておくと、かゆみ症状の予防と対策になります。

イギリスでは、鼻の中の毛の生えているところに「ワセリン」をつけておくのだとか。ベタベタが気にならなければ、鼻の中などはワセリンもいいですね。まぶたはちょっとテカテカして、見栄えが悪いかな。

春は日差しが横から差し込みます。「まぶしい」というのも「毛穴ストレス」になりますから、サングラスやゴーグルなどで、上手に日差しのケアもしていきましょう。

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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