6、オンライン教材を利用する
現在では、一斉休校のニュースを受けて、様々な企業が無償でオンライン教材を提供してくれています。ネットで検索したら、たくさんの無料オンライン教材がヒットしま
教育系に強い大手企業も参入してくれています。自分が安心して利用できるオンライン教材を探してみましょう。年齢や学習到達度に応じて適切な教材は変わってくるので、今の自分にベストな教材を選ぶことが大事です。
家族が家で教えるだけではフォローしきれない内容を学ぶもよし。
家族が家で教えるにあたっての教材を手に入れるのもよし。
子供が1人ですいすいと授業動画を見て学ぶのもよし。
電子書籍やプリントのPDFを手に入れるのもよし。
オンライン英会話にチャレンジしてみるのもよし。
いろんな活用法がきっとあるでしょう。
普段は有料の教材が、今は期間限定で無料開放されていることもあ
これをきっかけに、オンライン教材の良さに目覚めたら、期間限定の無料開放が終わったあとでも続けてみたいと思うかもし
昔は机にむかって教科書や問題集をひらくだけの勉強が、今はムービーやタブレットなどを活用して三次元的に楽しめる勉強
そういう意味では、アナログ世代の親よりも、デジタル世代の子の
ぜひ子どもがやりたいと興味を示したものがあれば、試してみまし
7、ネット自習室を利用する
最近では、ネット上に自習室を作ったサービスがあるそうです。各自がスマホなどで学習机の手元をうつし、オンライン上で勉強している様子を公開して共有することで、自習室のような環境を作るというものです。
人の目がないと集中して勉強ができないタイプの子にとっては、自分もちゃんと勉強しなきゃと自分を律することができて、ネット自習室は効果的かもしれません。
また学習の様子を親がオンライン上で確認することもでき、仕事などでずっと一緒に家にいられない親にとっては、安心材料となることでしょう。
ネット自習室では、顔までうつす必要はないので、個人情報やセキュリティの面でも不安は払しょくできますし、顔出しに抵抗がある人でも気軽に参加できそうです。
家の中で、1人で勉強する気になかなかならない人や、1人で勉強するにはさびしくて気乗りしない人には、背中を後押ししてくれる場となることでしょう。
昔にはなかった最新の学習ツールをこうして活用することで、新しい学習の可能性が広がりますね。活用したことのない人も、ぜひ一度試してみる価値ありです。ぜひネット自習室を検索してみてください。
8、学校の友達との交流をはかる
自宅学習といっても、家にいて一人で学習を進めるよりも、学校の友達と交流をはかりながら学習を進める方が効果的。
学校の友達と長い間会えないのはさみしいし退屈だけど、今はLINEのビデオ電話なども無料で使えるし、顔をみながら電話を通じて会話をすることも簡単です。
「今日はこの宿題やったよ。そちらは調子どう?」
「こちらも同じ宿題やったよ。ちゃんとできたよ」
「宿題に出てきた〇〇って、この前の授業で先生が言っていたこと
「うん、面白かったからよく覚えているよ」
そんな他愛もない会話こそが重要だったりすると思います。学習を続けていくには、仲間が大事だから。
友達が一緒にやっていると、自分もやらなきゃという気持ちになる
友達に先を越されると、なんだか悔しくて自分も追いつこうとする
友達より上手にできると、嬉しくて教えたくなるし、
友達がいることでおこる相乗効果は絶大です。
学校という場では会えなくても、コミュニケーションをとり続ける
休校だからといって家に一人でこもって連絡を断ち切るのではなく、学校の友達とうまくコミュニケーションをとり続けられるように、環境を作ってあげるのも親ができることの一つではないかと思いま
さて、自宅学習という課題が出てきた今の時期ですが、自らの学習意欲を刺激して自主性を高めるチャンスだと思って、普段やっていなかったようなことにもチャレンジしてみたり、今までの習慣を続けてみたりして、有意義な時間が過ごせるといい
学習というのは、誰かに強いられてやるものだと苦痛になりますが
学習は、今までできなかったことができるようになること。そのステップの一つ一つが成長につながっていきます。
子供の成長を願う親にとっては、これから社会へ出ていくために、できることを増やして、いろんなことを学んで役立ててほしいと、そんな気持ちでいるのではないでしょうか。
学習は、成長。大人にとっては当たり前にできることでも、子供にとっては未知の
お子さんがすくすくと順調に成長して、いろんなことが少しずつできるようになって、お子さんの世界が広がり、いろんな可能性が芽生えますように。
そのためにも、親が自宅学習をサポートしてあげるのは、とても大事なことだと言えるのではないでしょうか。
大変な時期ですが、今できることを一人一人がやって、未來へ進んでいけることを願っております。
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