依然として収束の見えない新型コロナ感染症ですが、このコロナ禍において軍事面でも変化が起きてきているようです。メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんは、英国の陸軍大将が発表した「2030年代までに3万人のロボット兵士配置」の詳細を紹介しつつ、さらに上をゆくアメリカの恐ろしい「陰謀」計画について疑問を呈しています。
着々と進む人間の「サイボーグ化」実験は本当か?
ぶっちゃけ、今や世界は新型コロナウイルス一色に染まった感がある。朝から晩まで感染者数や緊急事態発令に関するニュースのオンパレードだ。
実は、その裏で究極の人体改造計画が深く静かに進行している。例えば、日本では報道されなかったが、昨年末、英国の陸軍大将カーター卿は驚くべき発言を繰り出した。
曰く「英国陸軍では2030年代までに3万人のロボット兵士を配置する」。英国陸軍兵士12万人の内、3万人をロボットにするというわけだ。
日本の自衛隊同様、近年、英国では必要な数の軍人の確保が困難を極めている。
カーター大将によれば、これからの世界は不確実性が増し、危機と隣り合わせの時代となる。
これまでは武器を手にして戦場で戦うのは人間の兵士に限られていた。しかし、これからはロボット兵士による戦闘や小型のドローンや遠隔操作で動く武器を駆使する地上戦や海上、海中戦が当たり前になるとの予測である。
こうした新たな戦争の舞台では生身の人間では行動面での制約が多すぎる。食事も睡眠も必要な人間ではなく、24時間、飲み食いせず、休息も要らず、判断力や行動力も半端ないロボット兵士こそが求められるというわけだ。
第一、感染症にやられていたのでは戦争にならない。生物化学兵器を物ともしない不死身のロボット兵士への期待が高まる由縁であろう。
とはいえ、そんな英国のはるか先を行くのがアメリカである。
国防総省の先端技術研究開発局(DARPA)では「体内に注射し、DNAを自由自在に変化させるマイクロチップ」を完成させたという。
国立衛生研究所(NIH)との共同開発の賜物であるが、これによって人間の細胞の発達に欠かせない遺伝子情報を運ぶ分子を「再プロミング化」することが可能なった。
これこそが「メッセンジャーリボ核酸」、通称「mRNA」と呼ばれる分子である。日本でも接種が始まったアメリカのファイザーやモデルナが製造販売するコロナ対策のワクチンに他ならない。
モデルナは製薬メーカーとしての歴史が浅いため、アメリカ政府から5億ドルの開発費を受け取り、2019年からmRNAワクチンの製造を開始した。
新型コロナウイルスの発生を見越した用意周到な動きといえるだろう。
こうした遺伝子組み換えを行えば、感染症にも侵されない人体の改造が可能になる。
一見、人間にとっては朗報のように聞こえるかも知れないが、人の脳や体を遺伝子レベルで自由に変化させるということは神の領域を犯すことにもなりかねない。
ぶっちゃけ、コロナウイルスへの恐怖心を煽ることで、最後の一線を超えるような人体実験が「緊急事態対応」という名の下で展開されているのではなかろうか。
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