「60分1万円以下」のマッサージ屋がビジネス的に成り立たぬ当然の理由

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とかく低価格競争に巻き込まれがちなマッサージ店やネイルサロンですが、経営者に働き手、そして顧客3者の「幸せ」を考えるのならば、その戦いには参戦することなく、むしろ強気とも思える価格設定を考えたほうが賢明なようです。今回、マンツーマンでサービスを提供するビジネスの「1時間あたりの料金設定」についてレクチャーするのは、日本マクドナルドでの勤務を経て、現在は人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍中で、多数の著書を上梓している鴨頭嘉人(かもがしら・よしひと)さん。鴨頭さんは7月に創刊したばかりのメルマガ『【退屈な人生からの脱出法】鴨頭嘉人が教える「成長を続ける大人の情報源!チームカモガシラジャパン」』で、価格設定は最低でも1時間あたり18,000円~20,000円にするべきとして、その根拠を数字を用いて具体的に解説しています。

【プロフィール】鴨頭 嘉人(かもがしら・よしひと)
講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。

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1時間あたり18,000円のビジネスを組み立てろ!!

普段は僕の考え方や僕の気持ちを発信することが多いのですが、今日はゴリゴリのビジネスのお話をしたいと思いまーす(≧∇≦)

どういうビジネスモデルが上手くいくか、上手くいかないかということがよく分かって、ビジネスに真剣に取り組んでいる人にとっては、めちゃくちゃ役に立つ話だと思います*\(^o^)/*

では早速、結論を先にお伝えしてから解説していきまーす(≧∇≦)

結論は

「マンツーマンでサービスを提供するビジネスの場合、1時間あたり18,000円~20,000円の価格設定をしないと続かない」

ということです!!

マンツーマンビジネスとはどんなものを指すのかというと、例えば美容室、マッサージ、ネイルサロンのような美容系や、パーソナルジムのようなパーソナル系、あとは英会話もマンツーマンでレッスンをするところがありますよね!

こういったマンツーマンビジネスをやるのであれば一時間あたり18,000円~20,000円をお客様からいただかないと、ビジネスとしてはかなり苦しくて利益が出ないから続かないということです!

一般的にはジムにしてもネイルサロンにしても美容室にしても、売上に対してかかる費用の割合に大きな違いはないです。

家賃でいうと東京であれば、だいたい20%くらいかかることが多いです!

消耗備品費は業態によって違いますが、美容院であればシャンプーやオイル、ジムであればミット打ちの道具、そういうものにだいたい売上の20%ぐらいの費用がかかってきます。

ここに加えて光熱費もかかりますよね。

これでトータル40%の費用がかかるということになりますね!

そして、広告宣伝費!!これが無いと自分のサービスが世の中に全く知られません!広告宣伝費がだいたい売上の20%ぐらいかかります*\(^o^)/*

家賃20%、消耗備品費・光熱費20%、広告宣伝費20%で、合わせて60%が必要経費となります!!

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