ライバル減少で今がチャンス。ケータリング事業で儲けるコツとは?

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コロナ禍で大口の利用客がゼロになるという大打撃を受けながら、協力金なども得られなかった飲食系の業種にケータリング業があります。そのため撤退する企業が後を絶たず、以前の生活が戻ってきたいま、なんとか生き残ったケータリング業者には、以前にも増して多くの依頼があるようです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、6月の売上が過去2番目の月商となった企業についてPLも明らかにしながら紹介。これから参入を考える人に向けて、気をつけるべき点を伝えています。

V字回復中のケータリング事業のメリットとデメリット

以前から紹介しているケータリング事業。これのV字回復ぶりが半端ないです。6月は何の需要期でもなくむしろ閑散期のはずが、ある大商圏型でシェア2位のご支援先が創業来で2番目の月商を実現されました。なぜか。遂に来ました「残存者利益」です。

  • 需要は数年間完全な「ゼロ」に
  • 補助金なども飲食店じゃないので「ゼロ」
  • ケータリング専門企業は厨房がでかく「固定費」が高い
  • ケータリング片手間企業は需要ないので撤退

これが3年続いたので主要プレーヤーが東京でも大阪でも福岡でも、本当にいなくなってしまいました。その結果、需要と供給のバランスが崩れ、超V字回復が起こっている感じです。

つまり、参入するなら今!という状況。そのため、改めてビジネスモデルと仕掛け方、そしてデメリットもシェアします。

ケータリングとは?

昔ご支援先と作ったキャッチコピーでしっくり来ているのがこれです。
「あなたのオフィスがホテルのビュッフェに」
実際この通りなんですよね。

社内懇親会なんて、
・冷めたピザ
・温いコーラ
これでも食として満足されていました。満足の理由は「コミュニケーション」が目的となっているからですね。

この中で、
・生ビール含めた冷たいドリンク提供
・料理もヒートランプなどで温かい
このギャップに価値を感じてもらえ、コロナ禍前からも伸び続けていました。

ケータリングの収益

売上 :100%
原価 :22%
人件費:20%
広告費:10%
消耗品:5%
減償 :3%
水光費:3%
家賃 :3%
その他:3%
営利 :31%

このような感じです。昔よりも少しだけ変わりましたね。

・原価が安い理由
一人辺り可食グラムが「350g」なので、そもそもイートインの6掛けなんですよね。これが原価率が低い一番の理由です。あとは装飾などで価値を出す分、食材グレードは問われない事も一つです。

・人件費が安い理由
商品は基本的に既製品になるので、「人件費=製造人件費+営業人件費」。上記で見ると製造人件費は基本的にアルバイトさんやタイミーで成り立ちます。

営業人件費に関しては、50名までのパーティーはワンオペ、それ以降は50名単位で一人ずつ増える。このような感じなので効率が良いです。

50名のパーティーということは1件単価は250,000円くらい。人件費20%ということは、それを50,000円の人件費で回すということ。

製造:35,000円≒時給1,100円×5時間×6名
営業:15,000円(基本は社員想定)

このような感じです。

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