問題です、1000円はどこにいったでしょう? 超一流企業の採用試験問題が面白い!

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

伝統的に「問題解決」と呼ばれてきたものの多くは、じつはパズル解決である

論理的思考の基本は、「もし○○だったら……」と、仮定と検証を繰り返すこと

情報が少ない問題を考えるときの、セオリーがあります。それは、判明している事実から別の情報を得るというもの

「矛盾」を探そう

まずは基準を整える

まずは上限と下限の数値を求めてみると、手がかりが見えてくることがあります

抽象化することで、もっと少ないパターンに限定できないか

問題文は本当に正しいのか?

本当は無関係なのに見えない要因によって因果関係がありそうに見える現象が、擬似相関

無風のときよりも、風が吹いているときの方が飛行機の往復時間は長くなります

複雑な問題こそ、図や表にして視覚的に考えてみる

「変えてはいけない部分」を明確にすることで、それ以外の点において自由な発想ができるようになる

目の前にあるものだけが手がかりではない

普通の方法では実現できない「無謀な目標」を設定して考えてみると、おのずと突飛な発想をせざるを得なくなる

試行錯誤をしてみてダメだったら、潔く可能性を捨てることも大切

とっかかりがない場合は、ひとまず仮定で考えていく

複雑な状況でも、わかっていることを整理していくと選択肢が見えてきて、あらゆる情報がヒントに変わる

他者の行動の裏にある思考や意図も、大きなヒントにできる

遠い未来まで先読みが必要なときは、「小さい例」から考える

すべて解くとヘトヘトになりますが、妙な爽快感を感じる問題集です。

何度も解説を読み直さないといけない難問もありますが、挫けずに立ち向かうことで、論理的思考が身につくと思います。

どの問題も面白いので、決して飽きることはありません。

ぜひ、読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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