■NY株式:米国株式市場は反落、米中首脳会談の失望感やインフレ懸念
米国株式市場は反落。ダウ平均は537.29ドル安の49526.17ドル、ナスダックは410.08ポイント安の26225.14で取引を終了した。
米中首脳会談からサプライズなく失望感が優先し、寄り付き後、上昇。イラン戦争を巡る合意なく、戦争長期化懸念を受けた原油高、金利先高観もさらなる売り材料となり、終日軟調に推移した。終盤にかけ、下げ幅を拡大し、終了。セクター別ではエネルギー、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
テクノロジー会社のマイクロソフト(MSFT)は著名投資家のアックマン氏が運営するヘッジファンド、パーシングスクウエアによる同社株購入が当局への届け出で明らかになり、上昇。コーヒーチェ―ンを運営するスターバックス(SBUX)はコスト削減策の一環で、追加従業員削減計画を発表し、上昇した。ソフトウエアソリューションのフィグマ(FIG)は第1四半期決算の内容が強く、通期の業績見通しを引き上げ、上昇。
ピザチェーンのパパジョーンズ(PZZA)は、投資会社のアースキャピタルが同社の非上場化に向けた買収案を提示したとの報道で、上昇。半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は同社のAI向け半導体「H200」に関する中国企業への販売を巡り不透明性が依然存続し、下落した。同業アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やインテル(INTC)も期待感の後退で売られた。
中国外相は習国家主席が秋に米国を訪問する計画を明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米経済指標が予想上回る&原油高で利上げ織り込む、ドル続伸
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円51銭まで下落後、158円84銭まで上昇し、158円77銭で引けた。米5月NY連銀製造業景気指数や4月鉱工業生産が予想を上回ったほか、イラン戦争長期化懸念に原油高で利上げを織り込み金利上昇に連れ、ドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1638ドルから1.1617ドルまで下落し、1.1624ドルで引けた。ユーロ・円は184円25銭から184円60銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3363ドルから1.3315ドルまで下落した。ストリーティング保健相の辞任表明に続き、党内左派勢力が推すマンチェスター市長バーナム氏も党首選出馬の可能性で労働党党首選が近く実施される可能性が報じられるなど政局不安にポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.7855フランから0.7873フランまで上昇した。
■NY原油:大幅続伸、105ドル台に上昇
15日のNY原油先物6月限は大幅続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+4.25ドル(+4.20%)の105.42ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは101.48-105.79ドル。米国市場の後半にかけて105.79ドルまで上げ幅を拡大。イラン戦争の終結に向けた動きは完全に停滞しており、供給不足が続いていることや原油在庫の減少が意識された。通常取引終了後の時間外取引では主に105ドル台で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 49.77ドル -0.08ドル(-0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 192.51ドル -2.02ドル(-1.03%)
ゴールドマン・サックス(GS)948.47ドル -20.49ドル(-2.11%)
インテル(INTC) 108.77ドル -7.16ドル(-6.17%)
アップル(AAPL) 300.23ドル +2.02ドル(+0.67%)
アルファベット(GOOG) 393.32ドル -3.85ドル(-0.96%)
メタ(META) 614.23ドル -4.20ドル(-0.67%)
キャタピラー(CAT) 888.31ドル -31.91ドル(-3.46%)
アルコア(AA) 62.53ドル -3.49ドル(-5.28%)
ウォルマート(WMT) 131.45ドル -1.01ドル(-0.76%)
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