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グラファイトデザイン—26年2月期は減収減益なるも、直販の伸長や新工場稼働など次なる成長への布石を着実に推進

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グラファイトデザイン<7847>は4月15日、2026年2月期決算を発表した。売上高が前期比11.8%減の27.11億円、営業利益が同70.7%減の1.56億円、経常利益が同61.4%減の2.15億円、当期純利益が同61.7%減の1.44億円となった。

当事業年度は、コロナ禍におけるクラブメーカーの過剰在庫の反動減や、標準的なOEMシャフトへのシフトに伴うカスタム受注の減少が響き、各段階利益ともに前年を下回った。しかしながら、エンドユーザーのカスタムニーズは根強く、国内市場では「直販」が大きく伸長している 。直販においては最新モデルのみならず過去の製品も安定して推移しており、同社が強みとする高いブランド力が強固な事業基盤として収益を支えている。

製品展開では、2025年9月に投入した新モデル「TOUR AD FI」が前年の「GC」を上回る好調な動きを見せ、特に米国市場で人気化している。また、シリーズ最軽量シャフト「TOUR AD Lia」も直販を中心に安定した動きを開始した。さらに、ブランド認知度向上を目的として2025年12月に日本ゴルフ協会と正式契約した「グラファイトデザイン日本アマチュアゴルフランキング」のネーミングライツ取得に伴い、中高生対象のフィッティングや座学を開催するなど次世代のファン育成を推進している。

販売促進面では、同年9月にオープンした初の直営フィッティングスタジオ「GRAPHITE DESIGN FITTING BASE」がほぼ満稼働を維持し、解析を受けた顧客の約8割が実際のシャフト交換に至るなど高い成果を上げている。製造面では、2026年1月に生産を開始した新工場により旧工場の狭隘化が解消され、作業スペースが大幅に拡大した。将来的な増産要請に対し迅速に生産ラインを拡張できる柔軟な体制が整ったほか、福利厚生の充実による作業環境の整備も実現している。

2027年2月期通期の業績予想は、売上高が前期比6.6%増の28.90億円、営業利益が同96.1%増の3.07億円と大幅なV字回復を見込む。前期の反動増に加え、海外代理店経由の米国市場の拡大やカスタム受注の回復が牽引する。原材料価格や諸経費の高騰に対しては、価格転嫁の検討も含めて的確にコントロールしていく。また、配当政策として「普通配当30円をベース配当とし、配当性向40%を目安とする」方針を打ち出した。業績に関わらず年間30円の配当を維持しつつ、好業績時には特別配当を加算するという、株主還元への強い姿勢を示している。

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