25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、下げ幅を消して小幅高で前場終了
・ドル・円は小じっかり、ドル売り後退
・値上がり寄与トップはフジクラ <5803>、同2位がイビデン <4062>
■日経平均は反発、下げ幅を消して小幅高で前場終了
日経平均は反発。70.59円高の65598.68円(出来高概算9億97万株)で前場の取引を終えている。
前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は140.15ドル高の53417.16ドル、ナスダックは200.26ポイント安の25980.19で取引を終了した。原油価格の下落や長期金利の低下が好感されダウは上昇したが、半導体が冴えず、寄り付き後、まちまち。ベッセント財務長官が新たな対イラン制裁発表もジャクソンホール待ちでダウは終日堅調に推移した。ナスダックは半導体エヌビディアの決算を警戒し、終日軟調に推移し、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、25日の日経平均は332.83円安の65195.26円と続落して取引を開始した。前日の米ナスダック安を受け、半導体関連を中心に売りが先行した。ただ、売り一巡後は下げ渋り、指数は徐々に下げ幅を縮小。ただ、海外市場で原油先物価格や米長期金利が落ち着いた動きだったことが安心感となるなか、買い戻しの動きが広がり、前場終盤にはプラス圏を回復した。前引けにかけては65600円近辺で推移し、小幅高で前場を終えた。
個別では、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>、東京海上<8766>、古河電<5801>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、住友電<5802>、任天堂<7974>、花王<4452>、コナミG<9766>などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ<6857>、TDK<6762>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、信越化<4063>、中外薬<4519>、SMC<6273>、浜ゴム<5101>、大塚HD<4578>、住友鉱<5713>、第一三共<4568>、日東電<6988>、富士フイルム<4901>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、保険業、海運業などが上昇した一方で、輸送用機器、ゴム製品、機械などが下落した。
後場の日経平均株価は、前引け水準を挟んだもみ合いが見込まれる。前場は寄り付き時点の332.83円安からプラス圏に転じ、下値の堅さが意識されよう。ただ、日経平均は昨日段階で66200円台に位置する75日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もある。また、今週は26日に米エヌビディアの5-7月期決算が発表されるほか、28日にはウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあろう。
■ドル・円は小じっかり、ドル売り後退
25日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、159円05銭から159円39銭まで値を上げた。米国債買戻しの財源に関する報道を受けドル売り圧力画弱まり、アジア市場でドルはやや買い戻されている。クロス円もドル・円に追随し、上昇基調を強めた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は159円05銭から159円39銭、ユ-ロ・円は185円52銭から185円85銭、ユ-ロ・ドルは1.1659ドルから1.1670ドル。
■後場のチェック銘柄
・FUNDINNO<462A>の1銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはフジクラ <5803>、同2位がイビデン <4062>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
特になし
【要人発言】
・豪準備銀行(RBA)議事要旨(8月10-11日分)
「GDP成長率は2026年にかけて減速し2027年、28年にかけて徐々に回復する見通し」
「総合インフレ率と基調インフレ率、短期的には高止まりを予測」
「トリム平均インフレ率、2027年半ばまで3%超、年後半には約2.5%を予測」
<国内>
・14:00 消費者物価のコア指標(日本銀行)
・14:00 景気一致指数(6月) 前回118.2
・14:00 景気先行CI指数(6月) 前回116.4
<海外>
・15:00 独・GDP(4-6月) 前回0.9%
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