27日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ指標の高止まりを受け、米金利高・ドル高の地合いの見通し。米財政再建への期待も継続。ただ、160円を上回る水準で為替介入が警戒され、引き続き上値は重そうだ。
前日発表された米コアPCE価格指数は前月比で伸びが加速するなどインフレ圧力の高まりが示され、今後の引き締め的な金融政策をにらんだ長期金利の上昇でドル買い先行。ただ、ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を見極める展開となり、金利高・ドル高は一服。ユーロ・ドルは1.1640ドル台から小幅に戻し、ドル・円は159円40銭台に浮上後は伸び悩んだ。本日アジア市場で日銀副総裁の見解で円売りに振れ、ドルは159円台を維持した。
この後の海外市場は米インフレ指標を受けた金融政策に思惑が広がりやすい。ウォーシュ氏は28日にジャクソンホール会合で講演に臨み、インフレ加速を背景に早期利上げ示唆の可能性からドルは売りづらい。また、米国とイランの和平協議は再開が期待されるものの。具体的な進展がみられず、原油相場が下げ渋ればドル売りを抑制。米財務省が近く発表予定の財政再建プログラムにも期待は続く。ただ、心理的節目の160円を上回れば為替介入への警戒で上値は重いだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 予想20.8万件 前回20.6万件
・21:30 米・卸売在庫(7月) 前回0.2%
・米・カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」(29日まで)
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