■NY株式:米国株式市場は上昇、原油安やAI期待が支援
米国株式市場は上昇。ダウ平均は366.19ドル高の52048.83ドル、ナスダックは599.55ポイント高の27122.09で取引を終了した。
対イラン紛争を巡る協議再開期待に原油価格が下落し投資家心理が改善、寄り付き後、上昇。トランプ大統領が国連総会に絡みイランとの会談にもオープンな見解を示したため、原油先安観、長期金利低下も好感され、相場は続伸した。人工知能(AI)期待も再燃し、相場をさらに押し上げ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では、メディア・娯楽、半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。
ソーシャルテクノロジー会社のメタ・プラットフォームズ(META)は新AIエージェント「ミューズ」が国内モバイルアプリランキングで首位を達成するなど好評で、さらに、今週開催の「メタ・コネクト」製品イベントを控え、アナリストが投資判断を引き上げ、大幅高。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やインテル(INTC)もメタ・プラットフォームズ(META)のAIエージェント「ミューズ」の好評価を受け、需要拡大期待にそれぞれ上昇。
クラウドベースのオンライン小売、ショッピファイ(SHOP)は最高経営責任者(CEO)がメタ・プラットフォームズ(META)の「ミューズ」と深く連携していくと発表し、買われた。製薬会社のイーライ・リリー(LLY)はCEOが高齢者および障害者向け公的医療保険制度(メディケア)が肥満治療薬を巡るカバーを開始し、新たな高齢患者のほぼ7割が同社の治療薬を選択した事を明らかにし、上昇。
ベッセント財務長官は、両国首脳会談を控え行った中国の何立峰副首相らとのAI、貿易、投資を巡る協議が「非常に成功した」と、評価。中国側も良好な見解を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げを織り込む
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円17銭から157円53銭まで上昇し、引けた。
連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げを織り込むドル買いが優勢となった。その後、トランプ大統領の発言は「国連総会の機会に、イランとの会合にもおそらくオープン」やイランとパキスタンの内務大臣が和平プロセスを協議しているとの報道で米イラン紛争の外交的解決期待に原油価格が下落、金利低下に伴いドル買いも後退した。
ユーロ・ドルは1.1496ドルまで上昇後、1.1462ドルまで反落し、引けた。
原油安に連れ米金利の低下に伴うドル売りが優勢となったのち、高値から欧米金利差拡大観測にユーロ売り・ドル買いが優勢となった。
ユーロ・円は180円80銭まで上昇後、180円48銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3400ドルまで上昇後、1.3365ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8229フランから0.8206フランまで下落。
■NY原油:NY原油先物:大幅続落、米イラン交渉の進展観測で供給懸念が後退
9月21日のNY原油先物11月限は大幅続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-3.64ドル(-3.81%)の92.02ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは91.19-95.85ドル。米国とイランの戦闘終結に向けた協議が進展し、ホルムズ海峡を通じたエネルギー輸送が回復に向かうとの観測が広がったことから売りが膨らみ、91.19ドルまで下落した。通常取引終了後の時間外取引では主に92ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 57.96ドル +0.23ドル(+0.39%)
モルガン・スタンレー(MS) 206.12ドル +3.54ドル(+1.74%)
ゴールドマン・サックス(GS)959.39ドル +17.39ドル(+1.84%)
インテル(INTC) 121.78ドル +13.18ドル(+12.13%)
アップル(AAPL) 338.98ドル +2.85ドル(+0.84%)
アルファベット(GOOG) 350.87ドル +6.46ドル(+1.87%)
メタ(META) 741.25ドル +75.50ドル(+11.33%)
キャタピラー(CAT) 816.50ドル +7.51ドル(+0.92%)
アルコア(AA) 44.64ドル +0.21ドル(+0.47%)
ウォルマート(WMT) 107.44ドル +0.71ドル(+0.66%)
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