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暗殺、裏切り、プロ市民…トランプの大統領就任を阻止する「工作」は成功するか?

1月20日はもっとも危険な日

疑いもなく、ドナルド・トランプが来年1月20日の大統領就任式に出席できないようにしようとしているパワーエリートたちの隠然たるトランプ暗殺計画が進行しています。それは、トランプ本人に向けられると限ってはいないのです。

290人超の大統領選挙人のうちの何割かを抱き込んで、12月19日、ヒラリーに投票させることは困難です。トランプは12月19日の大統領選挙人投票でも勝つでしょう。

しかし、その日までに、トランプの身辺に重大なことが起こった場合、アメリカに隠然たる権力の根を張っているパワーエリートたちが仕掛けてきたように、自動的にヒラリー・クリントンが大統領に決まるでしょう。

そして、もしトランプが12月19日を乗り切りつつも、来年1月20日を迎えることができなくなった場合、共和党の副大統領候補であるマイク・ペンスが大統領の椅子を手に入れることになるでしょう。

トランプは、このマイク・ペンスに組閣を任せており、早くも、実質的なアメリカの大統領はペンスになるだろうとの下馬評が立っています。

気になるのは、ペンスがプッシュのイラク侵攻を支持しており、今でもTPP推進派であるという事実です。

もっとも懸念されることは、ペンスがキリスト教的思考回路を持つ強硬な「反LGBT派」であるということです。

ペンスは、政権移行を着々と進める傍ら、LGBTへの攻撃の手を緩めていません。

トランプが、それまで「同性婚は違憲だ」との主張を繰り返してきましたが、選挙後、一転して「容認」に態度を変えたのも、強硬なペンスの「衝動」を未然に抑えて大統領選挙人の心証を少しでも良くすることによって、12月19日を乗り切ろうという考えからです。

しかし、たとえ、これから顕在化してくる「トランプ大統領誕生」への妨害工作をすべて乗り切り、彼が大統領就任式日にうまく滑り込むことができたとしても、彼が米国の歴史で最も(組織化された)巨大な政治的抗議の大嵐に直面することには変わりがないのです。

これから起こる「巨大な政治的抗議」の頂点は、何千もの抗議者の異常な高鳴りを得て1月20日にワシントンD.C.を襲うでしょう。

伝統的に、大統領就任式は、新しい大統領の誕生を祝賀する喜びの日ですが、グローバル・エリートの下請けとなって破壊活動を行っている極左勢力は、この日を何とかして「アメリカの憲政史に残る大暴動の日」に変えようとしているのです。

いうまでもなく、この巨大な抗議は、アメリカを内部から陰湿に牛耳っているグローバル・エリートの犯罪者たちによって組織されたものです。

彼らプロ活動家は、フェイスブックやウェブサイトを立ち上げており、ハッシュタグ「#DisruptJ20」はソーシャルメディアの中で広く使われています。一時は、トランプを支持したものの、アメリカのB層の気持ちは揺らぎ始めています。
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※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2016年11月24日第181号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した全文(5000文字以上)もすぐ読めます。

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「カレイドスコープ」のメルマガ』(2016年11月24日第180号より一部抜粋、再構成

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