節税対策として使われる場合も
その都度支払うのが面倒な場合、この「教育資金一括贈与」という制度が活用できるのですが、信託銀行に口座を開く必要があったり、領収書などの提出義務もあります。
また、使い残した部分は贈与税の課税対象になってしまいます。
この制度を使うくらいならば、その都度、直接支払いをしたほうが手間は少ないと思います。
手間はかかりますが、祖父母の節税対策にはなりますので、お金持ちの場合はそれなりに利用価値はあります。
いずれにしても、祖父母が孫の教育費を負担するのは、基本的には非課税だということ覚えておいてくださいね。
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『教育貧困にならないために』(2020年10月14日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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