日本のシュタイナー幼稚園や、小学校では「アドヴェントガーデン(別名:りんごろうそくまつり)」をおこなうところが多いです。
● アドベントガーデンと学期祭(こちら、2年前の私の写真と文章になります)
切り出したモミの木の枝をスパイラルにしきつめて、最初はひとつのキャンドルだけのお部屋に子どもたちが、順番にゆっくりと静かに「りんごろうそく」を持って、真ん中のキャンドルで火を灯して、円を描くように置いていきます。
最初は真っ暗闇に近かったお部屋に少しずつ、灯かりが増えていき、あたたかなキャンドルの光に包まれていきます。
私たちは、自分で、光を灯せる。
そして、世界にも光を灯せる。
みんなで、社会に光を灯すことができる。
子どもたちに「光を灯せる」ということを体感してもらうためのイベントでもあります。
大人の私でも、その静けさと闇と、あたたかな光に感動する行事です。
現代社会では、それらが貴重になっています。いつもより暗闇が深いだけで、感動するのです。
スパイラルをまわっていくのは、生まれたときをくり返す意味があるようです。赤ちゃんは、産道をスパイラル、まわりながら生まれてきますよね^^
身近にシュタイナーの幼稚園があれば、公開イベントをしているところもあるので、気になる方は、参加されてみてください。
● 愛知 うめの森ヴァルドルフ子ども園 12/1です。
Xmasツリーであるモミの木について。
アダムとイブの物語に出てくる、命の木と、認識の木の両方の象徴だということです。
命の木=不老不死の実がなる
モミの木は冬でも枯れないため、命の木とされ、しかし、そこにアダムとイブが禁止されていた実の象徴である小さいりんごなど、赤色のものを飾ったりします。
「私たちには善も悪もある」。そのことを象徴しているともいえるそうです。
12/6が、サンタの日だそうです。
St.ニコラウスが、隣の家に住む貧しい3姉妹のため、家の前にたくさんの食べ物を置いておいたところがスタートとされています。
サンタクロースは、St.ニコラウスからきたそうです(下記ブログは、ニコラウスの詳細がありました)。
ただし、赤と白の衣装は、あとからのもので、商業ビジネスの戦略でぬりかえられたとの説があるそうです。実際のニコラウスはもっと違う服装をしていたようです。