玉ねぎは皮にも栄養が? 疲れやだるさに効く栄養価の高い野菜と果物

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玉ねぎの皮にはアレルギー抑制に有効な成分などが豊富に含まれているって知ってました? 日常の何気ない食物にも意外な効用があるんです。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、そんな栄養価の高い果物や野菜を7つピックアップ。日替わりで食べればもう無敵です!あ、紫蘇だけは毎日続けたほうがいいみたいです。

1.紫蘇のα-リノレン酸でプラスαの効果

花粉症やアトピー、ぜんそくなどのアレルギー性疾患は白血球中のTNF(腫瘍壊死因子)が増加することが原因の1つとされているそうで、紫蘇油に含まれるα-リノレン酸にはこのTNFの増加を抑制する作用があり、毎日続けて飲用することでアレルギー体質の改善に役立ち、また、紫蘇に含まれるルテオリンという成分がヒスタミンの発生を抑制し、アレルギー症状を緩和すると言われているらしいです。

他にも、血液サラサラ効果や腸整・食欲増進、疲労回復、風邪予防、ダイエット、美肌効果など、紫蘇にはとても魅力的な成分が含まれているのだそう。もし、色々なアレルギーでお困りの方は、ぜひ、紫蘇を試されてはいかがでしょうか。

2.グレープフルーツはハートのマークの果物

アメリカでは、グレープフルーツの果実や果汁製品にハートのマークを付けて販売されているそうです。

心臓を守る食材であることを、アメリカン・ハート・アソシエイション(心臓病関連の任意団体)に認定されているということを示すものだそうで、グレープフルーツにはビタミンCとともに、カリウムも豊富に含まれていて、カリウムは心臓や筋肉の正常な収縮を助け、糖代謝を促進する働きとビタミンCの血管を強化する働きとの相乗効果が心臓の健康に役立つのだそう。

特にビタミンCが豊富に含まれ、1個で1日に必要な量の7割を摂取でき、抗酸化作用があり、風邪や生活習慣病のがん予防などに、肌に潤いを与え美肌効果があり、ビタミンBも豊富で、肌荒れを防ぎ、肌の新陳代謝を促進する美肌効果があるそうです。

また、ビタミンEとベータカロチンも含まれており、強い抗酸化作用によって老化防止に効果的らしいです。

3.アボカドは栄養価 世界一の果物

アボカドは、世界一栄養価の高い果実としてギネスブックにも掲載されているそうです。

ノンコレステロールの不乾和脂肪酸なので、皮下脂肪にはならず、血液中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあり、また、βシステロールという脂質も含まれ、コレステロールの吸収そのものを抑える効果があるそう。

リノール酸、リノレン酸も含まれ、半個で1日の所要量を摂取でき、肌を乾燥から守ってくれるセラミドを作り、ツルッツルにしてくれるらしいです。

また、皮膚の健康を維持するビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)や、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富なので、がん予防に効果が。

さらに、アボガドにはパパイヤに次いで、グルタチオン等の解毒酸素を活性化させる誘導能力が高く抗がん作用の強い、ファイト・ケミカルと呼ばれるルチンやカロチノイドが非常に多く含まれているそうです。

4.玉ねぎの皮、無理してでも食べる派??

玉ねぎの皮には、ケルセチン、プロトカテキュ酸など、アレルギー抑制に有効な成分などが豊富に含まれていて、栄養成分は白身の約7~10倍、ケルセチンは約250倍もあるそうです。

ケルセチンは血管を丈夫にし、高血圧を予防する働きがあり、また、血液の正常な循環を保つため、血行不良からくる肩こりや不眠も改善してくれるらしいです。いくら体によいからといっても、筋だらけで、食べにくいことが難点ですが、うま味成分のグルタミン酸が含まれて、料理に使うと素材の味をぐっと引き立ててくれるので、だしを取ってスープや味噌汁にすると、皮そのものを食べなくても、成分はきちんと摂取できるそうですよ。

無理して茶色い皮を食べる必要もないといえばそれまでですが、一応ご参考までに。

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