強みがダメなら弱みを出せ。「真逆」をウリにする新マーケティング術

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ビジネス書などに必ず書かれていると言っても過言ではない「独自の強みを打ち出せ」という言葉。確かに間違いではありませんが、「すでに実践したけれど上手くいかなかった」という企業は一体どうすればいいのでしょうか? 無料メルマガ『ビジネス真実践』では、あえて「弱み」を利用するという大胆な方法を提案しています。

強み一辺倒のウリはどこもやっている

マーケティングや営業関連のビジネス書では、よく「強み」を前面に打ち出して他社と差別化をはかりましょう、といようなことがよく書かれています。他社には無い独自の強みを打ち出していくことで、差別化し、顧客を獲得していくというもの。実際に実践されている方というのは非常に多いと思います。ですが、結果が伴っているというのは極々ほんのわずか、ではないでしょうか。

強みを出してウリにしているけど全然結果が出ません。どうしたらいいんでしょう??」

というようなアプローチで私のところに相談へ来られる方はこれまでにもたくさんいらっしゃいました。確かに強みを打ち出し、ウリにしていくことはマーケティングや営業において大切な要素なのかもしれません。ですが、強みを打ち出しアピールするということはどこでもやっていることなので、同じ手法を同じようにやっているだけでは、結果、差別化にもウリにも何にもならず、中途半端に良さを訴求しているに過ぎないのです。

お客さんからしてみれば、「どの会社、お店も自分の商品やサービスがいかにいいか? 他社よりどう優れているか? に関してはわかりやすく説明してくれるけど…」で終わりなのです。どこも同じように見えるのです。つまり、決め手に欠けているのです。多くの会社、お店はこのことに気がついていません。

では、強みを前面に出しても差別化できないという状況から1歩抜け出すにはどうすれば良いでしょうか? それには、強み以上のモノを引き出し伝えていく必要があります。

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