ナスにガン予防の効果。でも調理のとき水にさらしてはいけない理由

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夏の代表的な野菜、ナス。その色素名は「ナスニン」というなんともかわいらしいものなのですが、このナスニンには優れた効果があるのだとか。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』に、その効能と健康効果をさらにアップさせる調理法が紹介されています。

ナスには意外に栄養が豊富!!

ナスには、取り立てて栄養がないと言われてきていましたが、カリウムや、ナスの色素のナスニンと呼ばれるアントシアン系の色素であるポリフェノールが多く含まれており、カリウムはナトリウムの排泄に関係しており、高血圧予防を、ナスニンは活性酸素の攻撃や過酸化脂質の生成を抑えて、がんや老化を防ぐ効果があると言われているそう。

逆に、胃腸の弱い人、冷え性体質の人、妊娠している人は、食べ過ぎないように注意が必要らしいです。ちなみに、茄子の枯れた茎や根は、古くから外用薬としてよく使われており、止血、利尿、むくみの解消に効果的といわれています。

ナスの健康効果アップの麻婆茄子

麻婆茄子には豆板醤(とうばんじゃん)や豚肉、ネギ、ニンニクなど血流や代謝を良くするものが沢山入っていて、ナスに含まれるナスニンという紫の色素ポリフェノールの抗酸化作用をさらに強めてくれる料理なのだそう。

ナスの効果で一番に上げられるのがガン予防効果ですが、皮ごと切って水にさらさず、すぐに調理するのがポイント。水や油に溶け出すポリフェノールなど有効成分を逃がさずとれるそうですよ。

ナスの効果的な調理法

アメリカでは、キャベツやニンジン、ニンニク、大豆、セロリなどと一緒に、ガンを予防する食品に認定されています。ナスの色素・ナスニンに、ガンや生活習慣病の原因となる活性酸素を抑える強い抗酸化作用があるそう。

ナスニンは煮たり、焼いたりすると水に溶けたり分解されたりします。健康効果を期待するなら揚げることが最も効果的な調理法だそうです。

image by: Shutterstock

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