管理栄養士おススメ、「栄養ある」きゅうりの食べ方とは?

2016.08.26
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by gyouza(まぐまぐ編集部)
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6月から9月が旬のきゅうり。でも、水分ばかりで栄養がないというイメージもありますよね。
しかし、きゅうりに含まれる栄養素はゼロではありません。また、食べ方を工夫すれば、さらにおいしく、そして栄養価をアップしていただけます。

今回はきゅうりのおいしい食べ方や、おすすめの食べ合わせを、管理栄養士がご紹介いたします。

「きゅうりの栄養がない」の真実とは?

「きゅうりには栄養がない」と言われていますが、その理由はきゅうりの水分含有の多さにあるようです。

時期や産地によりばらつきがありますが、きゅうりの水分含有量はおおよそ90%。大部分が水分です。

また、例えば「人参と言えばβカロテン」「ごぼうといえば食物繊維」など、ぱっとおもいつく栄養素がきゅうりにないことも、栄養が少ないというイメージにつながっているようです。

きゅうりの成分、特徴とは?

きゅうりに含まれている成分の特徴は2つ。

1つめは水分の多さです。私たちの1日の水分の摂取量はおおよそ2ℓで、その半分は食事から摂取されています。

きゅうりは水分が多いので、栄養が少ないと思われがちですが、特に汗などで水分が失われがちな夏にはぴったりということができます。

また漢方では、きゅうりには体を冷やす役割があるとされています。

水分が多いことと合わせ、きゅうりは夏に嬉しい野菜ということができるかもしれませんね。

そして2つめの特徴は、含まれる栄養成分の多さです。
1つ1つの含有量は少ないかもしれませんが、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウム、銅などのビタミン、カリウムがバランスよく含まれている点が特徴です。

管理栄養士おすすめ!きゅうりとの食べ合わせとレシピ

夏バテ対策に…梅干しと合わせてさっぱりと!

夏バテの原因の1つは、自律神経の乱れにより食欲がなくなり、必要なエネルギーや栄養素、水分が不足することにあるとされています。

きゅうりと梅を合わせることで、きゅうりからビタミン、ミネラル、水分、梅干しからはクエン酸を補給することができます。クエン酸は、エネルギーを作り出すことを助ける働きがあるとされ、そのクエン酸が含まれる梅干しは夏に食べたい食品の1つです。

梅干しを使うことで、食欲がない時でもさっぱりといただけるのがポイントです。

・おススメレシピその1:きゅうりの梅和え
【材料※2人前】
・きゅうり1本
・塩適量
・梅干し大1個
・かつおぶし適量

【作り方】
1.きゅうりは洗って一口大に切り、塩をまぶして数分おく。
2.1の水気をしっかり と絞る。
3.梅干しの種をとってたたき、かつおぶし、2のキュウリを和える。

【ポイント】
きゅうりの水気はしっかりと切りましょう。かつおぶしを加えることで、旨みがプラスされ、さらにおいしくなります。梅干しの量を増やし、ゆでた豚肉を加えるとメインのおかずにもなりますよ。

ダイエット中におすすめ!オクラと鶏肉で栄養満点!

ダイエットを頑張っても、栄養のバランスの崩れた食事では、かえって痩せにくい体になってしまうこともあります。ですから、カロリーは低いですが、バランスよく色々な栄養素が含まれるきゅうりはダイエット中にはおすすめの食材。

きゅうりと鶏肉、オクラを合わせることで、鶏肉からはタンパク質、おくらからはβカロテン、ビタミンC、カリウムなどを補給できます。

また、オクラのねばねば成分には、血糖値の上昇をゆるやかにし、太りにくくしてくれる効果も期待できるのです。鶏肉もささみを使えばヘルシー。ポン酢でさっぱりといただけるのもポイントです。

・おススメレシピその2:きゅうりと鶏肉のさっぱり和え
【材料※2人前】
・きゅうり1本
・オクラ5本
・みょうが1個
・ポン酢適量
・鶏ささ身 150g
・塩適量
 
【作り方】
1.きゅうりは7mm角程度に切り、塩を振ってよく揉み、水気を切る。
2.オクラは熱湯でさっとゆで、7mm幅の輪切りにする。
3.ささ身はゆでるか、電子レンジで加熱し、粗熱を摂って1口大に切る。
4.みょうがは細かく刻む。
5. 1・2・4とポン酢を和える。
6.3のささ身を皿に並べ、5をかける。
 
【ポイント】
ささ身に野菜の食感がプラスされ、食べごたえもあります。
こちらも、きゅうりの水気はしっかりと切りましょう。お好みで大葉を加えても美味しくいただけます。また、鶏ささ身のかわりに、豆腐を使っても大丈夫です。

きゅうりは栄養がないと思われがちですが、色々な栄養素がバランスよく含まれています。他の食材とうまく組み合わせ、美味しく味わってみてくださいね。

執筆:永吉 峰子(管理栄養士)

 

<執筆者プロフィール>
永吉 峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中

 

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記事提供:Mocosuku

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