実際のハナシ、「後期高齢者」が輝ける職場など存在するのか?

 

高齢になっても活躍を! というと、つい、これまでの仕事の経験を活かして…とか、大学や市民講座で学んで社会貢献を…という方向に偏って、どうも頭でっかちになりがちです。日々のちょっとした出会いや、誰かの役に立てる小さな喜びを感じる仕事を自分のペースでやれる…そんな仕事をしたいという高齢者は多いはずです。そんな場が、自主事業やボランティア活動だけでなく、既存ビジネスの中にもしっかりできてくることで、高齢者の活躍の場が広がり、それが一番の高齢者対策になるのでは…と思いました。

でも、くれぐれも、人手がないからというだけの理由で、高齢者をブラックに働かせないように…そこはしっかり見なくちゃいけないですけど…。

今、高齢者が引きこもらないように、あの手この手で、楽しい催しを用意していますが、参加者が少ないという悩みを聞くことが多いです。私も、そういった行事もたまにはいいけど、基本、仕事っていう緊張感がやはり好きです。10年たっても変わらないような…。元来がなまけ者なので、仕事という緊張感がないと、ずるずるサボりそうです。

で、仕事だと、トラブルや課題に遭遇することもあるだろうけど、それはそれで人間としての成長の機会になり、いいかな~と思ったりします。死ぬ瞬間まで、少しづつでも成長し続けたいというのが、私の野望ですから。

高齢者にどんな仕事の幅が広がるか…今後がたのしみです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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