NGを上手に伝える3つの方法
「ダメ」「悪い」「いけない」と言われつづけると、子どもは「自分はダメな子だ」と思い込みます。「3分でやっちゃおう。用意、ドン」「どっちがはやくて上手かな?ママと競争だよ」など、子どものやる気が出る言い方を工夫してみてください。
- プラスのイメージの言葉に―「~するといいよ」「~するとうまくいくよ」「~すると気持ちいいよ」という言い方にするだけで、子どもの気持ちは変わります
- 「アイ・メッセージ」を活用する―「~はダメ!」と言うより、「あなたが~すると、お母さんは心配だよ」「~してくれるとお母さんはうれしいな」などの「自分メッセージ」のほうが、子どもには効果的です
- 褒める場面から入る―子どもができない場面を見て叱りたくなっても、目をつぶりましょう。そして同時に「次はできる場面を見つけて褒めよう」と決意しましょう。子どもを丸ごと受け容れると、不思議と「非難」する気持ちが出てこなくなります
初出「倫風」2016年(清流出版)
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