「ダメ!」と叱られて育った子供は「自分はダメな子」と思い込む

 

NGを上手に伝える3つの方法

「ダメ」「悪い」「いけない」と言われつづけると、子どもは「自分はダメな子だ」と思い込みます。「3分でやっちゃおう。用意、ドン」「どっちがはやくて上手かな?ママと競争だよ」など、子どものやる気が出る言い方を工夫してみてください。

  • プラスのイメージの言葉に―「~するといいよ」「~するとうまくいくよ」「~すると気持ちいいよ」という言い方にするだけで、子どもの気持ちは変わります
  • 「アイ・メッセージ」を活用する―「~はダメ!」と言うより、「あなたが~すると、お母さんは心配だよ」「~してくれるとお母さんはうれしいな」などの「自分メッセージ」のほうが、子どもには効果的です
  • 褒める場面から入る―子どもができない場面を見て叱りたくなっても、目をつぶりましょう。そして同時に「次はできる場面を見つけて褒めよう」と決意しましょう。子どもを丸ごと受け容れると、不思議と「非難」する気持ちが出てこなくなります

初出「倫風」2016年(清流出版)

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5年連続でメルマガ大賞の「教育・研究」部門賞を受賞!家庭教育メルマガの最高峰。教師生活23年の現場経験を生かし、効果抜群の勉強法、子育て、しつけ、家庭教育について具体的に提案。効果のある楽勉グッズもたくさん紹介。「『親力』で決まる!」(宝島社)シリーズは30万部のベストセラー。

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【著者】 親野智可等 【発行周期】 不定期

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