日本一とも言える紅葉の名所を後にして桜の名所「哲学の道」に向かいましょう。「哲学の道」の名前の由来は、大正時代の哲学者・西田幾太郎が思索にふけりながらこの道を歩いたことによります。
道沿いには約450本の桜が咲き誇る桜のトンネルとなります。この哲学の道の桜は「関雪桜」とも呼ばれています。近くに住んでいた日本画家・橋本関雪と妻・よねが大正10年、京都市に300本の桜の苗木を寄贈したことが名前の由来です。画家として大成した関雪が、京都に対して恩返しを考えていた時によね夫人が桜を植えることを発案したのです。その当時苗木だった桜の木は樹齢が尽きてしまいました。しかし、桜守(さくらもり)・佐野藤右衛門氏の手により植え替えられ現在に至っています。詳しくは
今回は写真いりのブログページも3つご紹介させて頂きました。雰囲気だけでも味わってみて下さい。
いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。
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