現役アナが教える。ネガティブな感情を言葉で逆転させる3つのコツ

 

では、ネガティブワードを使わないシリーズの最後に、自分の心の中の悪感情を言い換えることについて、お話しすることにします。

別に言い換えなくてもいいや、と思う方には不要かもしれません。対象となるのは、理想とする自分があって、その理想にそぐわない自分は、できる限り変えていきたい、と思う人限定です。

具体的には、例えば、雨降りの朝、出かけるのが面倒だな、嫌だな、と思ってしまう自分が、自分の目指す自分ではない人。面倒な仕事を任されて、なんで自分だけ…と思ってしまう、ついつい、いろいろな人の悪口を言いたくなる、そんな自分を変えたい人

こういうネガティブな感情の方向性を、逆転させるためには、その思い自体を言い表す言葉から換えてしまうのが、手っ取り早いんですね。

コツは3点、

  1. 正反対の言葉を見つけること
  2. 自分に合った、導入しやすい言葉であること
  3. 必ず、その理由を思い描くこと

例えば、不運だ、と思ったら、「むしろついてる」むかつく、と思ったら「むしろありがとう」こういう感じです。もう実践されている方も多いかもしれませんね。

私も、雨降りが苦手で、この気分をなんとかしようと思ったときに、なんと言い換えるべきか、考えたことがありました。一番自分に合った、導入しやすい単語が「ついてる」という結論になったのですが、後日、「ついてる」というワードは、某スピリチュアルの大御所さんも推奨していることを知りました。

私自身は、そちら方面の専門家でもなんでもないのですが、話し方の見地から、言葉選びを追及したところ、同じ結論を得た、ということだと思います。

私なりに考えますと、言葉というのは、具体的なことにしろ抽象的なことにしろ、そのものごとを定義、決定づけてしまうものです。

上記の例のように、自分だけ仕事を任された時の気持ちを、なんで自分だけ?嫌だな~という言葉でひとたび定義してしまうと、それはそういうものとして、決定してしまうのです。

ならば、定義づけからちょっと変えてみるっていう手は、アリだと思いませんか?

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