【今日は何の日】東京タワーが完成。高輪ゲートウェイ駅と意外な共通点

2019.12.23
by tututu
 

意外と知らない東京タワーの本当の色

完成から60年以上経った今もなお、東京のシンボルとしてそびえ立つ東京タワー。都会の風景とマッチするあの東京タワーの色合いがレトロで好きと言う人も多いかもしれません。その東京タワーの色といえば、赤と白と思いがちですが、正確には違います。東京タワーの外装の色は、赤と白ではなく、「インターナショナルオレンジ」と「白」の2色。そう、オレンジなのです。天気の良い青空をバックに東京タワーを見ると、 目の錯覚により赤く見えてしまいますが、 タワーの真下から塗装を近くで見ると、 確かにオレンジ。この色自体は航空法で定められているため、自由に変える事はできず、法的に塗らなくてはならない色だそうです。もし東京タワーの近くに行くことがあれば、是非確認してみては?

東京タワーの電気代いくらか知っていますか?

東京タワーといえば、昼間に見ても素敵なのはもちろんですが、夜のライトアップもまた素敵ですよね。煌々と輝くその姿に思わずうっとりしてしまいますが、こんなことを感じたりしませんか?「東京タワーの電気代っていくらくらいなんだろう?」〜333メートルものタワーをライトアップするとなれば、相当な電気代がかかると思いますが、実は1日20,000〜25,000円くらいなんだとか。「あれ?思ったよりも安い」と感じた人の方が多いのではないでしょうか?ちなみに、ライトアップは開業30周年の1989年元日からスタート、ライトに使用しているランプが切れた場合は、人の手で付け変えているんだそうです。

また、東京タワーのライトアップは2種類あるってご存知でしたか?東京タワーに向かってライトを当て、鉄骨を浮かび上がらせる、スタンダードなライトアップが「ランドマークライト」。東京タワーから外に向かってドットで輝貸せるライトアップが「ダイヤモンドヴェール」。
「ランドマークライト」は季節によって演出を変え、夏は「メタルハライドランプ」と呼ばれるシルバー系のライトで涼しさを演出し、冬は「高圧ナトリウムランプ」と呼ばれるオレンジ系のライトで温かさを演出しているそうです。
一方、「ダイヤモンドヴェール」は、基本的に土曜日の20時~22時に季節を表すカラーで点灯していて、3月4月は桜をイメージしたピンクになります。一言で東京タワーのライトアップと言っても、色々な方法や演出で見る人たちを楽しませてくれているんですね。

完成から61年目を迎える東京タワー。2020年の元日も午前6時から展望台の営業を開始し、東京湾から昇る神々しい初日の出を楽しむことができるんだとか(国立天文台によると、東京タワーメインデッキ(150m)の初日の出は午前6時48分の予定)。当日は元旦特別サービスとして、午前6時の営業開始から展望台に来た先着2020名に、「2020.1.1」刻印入り記念メダル(非売品)をプレゼントするそうなので、新年の良い記念になりそうですよ。

image by:Shutterstock

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